2003年4月9日 井波庄川ロータリークラブ創立記念観桜会 家族旅行「信州あんずと桜の競演」

 今年は、桜が早いぞとの見通しから、計画時点では桜が散って杏でも見ようということでしたが、3月下旬の低温で、残念ながらつぼみを拝見の井波庄川ロータリークラブの観桜会となってしまいました。
 ところがそこは、わがメンバー雄神トラベルの上田会員の手配で、北国街道の前田の殿様の宿場、畳敷きのお風呂と観音さま、花より団子いや胡桃饅頭というコースで、車中からの雪見と言うおまけつきのサービス満点の家族旅行でした。


1.更埴市 「あんずの里」
 北陸自動車道から信越自動車道に入り、行き先はまずはあんずの里、更埴市です。

 残念ながら、あんずの蕾もまだ固く、近くに紅梅白梅があり、そちらでの写真撮影となりました。
 したがって、お土産の干しフルーツのあんずを恨めしく食べてきました。

2.北国街道「海野宿」
 続いて、南に向かい、上田市の東、海野宿に着きました。
 町並み保存がしっかりとなされて、昔の面影がしのばれました。前田の殿様もこの北国街道を江戸に上ったということです。

 この海野宿には、資料館もあり、もう少し時間をかけて見たかったのです。上の写真に碁仙堂という、骨董屋さんがありました。碁の字があるので、ご主人ににきいてみると2階に碁会所があるそうです。午後から始まるのだそうです。自分は入らなかったのですが、大谷さんから頂いた博物館の資料には興味あるものがいっぱい載っていました。そこで、記念写真も撮影しました。

3.別所温泉別所温泉「臨泉楼 柏屋別館」  ビッグニュース! ここの温泉 フッ化物イオン濃度 0.8ppm!

 海野宿に別れを告げて、おなかも空き、旅行一番のお楽しみ、食事と温泉に向かいました。
 なかなか、風流なお宿で、TV等でも紹介されました、別所温泉「臨泉楼 柏屋別館」に着きました。
 中でも、風呂場に畳がひいてあるというのが、売り物です。
 お風呂自体は小さいので、食事の後、先に近くの北向観音さまを見に行きました。そこであふれる温泉に出会いました。効能書きをみて、ビックリ。なんとフッ化物イオン濃度が0.88mg/1l (0.88ppm)と記載してありました。早速、近くの自販機でペットボトルを手に入れ、温泉水を汲みました。
 北向観音さまは、長野の善光寺と1対になっており、両方参拝して初めてご利益があるそうです。片方では片詣りになるそうです。以前に善光寺に参拝しているので、今回北向観音に参り、フッ化物濃度0.8ppmの温泉に触れ、きっといいことがあるのではないでしょうか。
 北向観音の境内には、昔のドラマの話題の「愛染桂」の木がありました。

4.前山寺
 別所温泉も含めて、このあたりを塩田平と言い、通称信州の鎌倉と呼ばれています。なるほど、趣のある地域です。
 最後に訪れたのが、前山寺です。ここのある未完成の三重塔が有名だそうです。国指定重要文化財です。
 そこにあるのが、「くるみおはぎ」で、予約がないとご馳走になれないものです。

 胡桃おはぎを、美味しく頂き、バスで帰路に着きました。
 途中、妙高高原あたりで、雪がちらちらと舞う寒さが今回の旅行をさらに盛り上げてくれました。