井波庄川ロータリークラブ 2004年5月12日夜間例会

 井波庄川ロータリークラブ家族委員会第1回家族例会

卓話ゲスト:丹保博美氏(日本音楽療法学会認定 音楽療法士)・・・・紹介者(小生:山本武夫)

丹保さんは、富山県音楽療法協会理事で、精神科や老健施設・特養などで定期的音楽療法を担当され、又、地域福祉として知的障害者や在宅障害者などにも音楽療法を行っておられる。又、富山市医師会看護専門学校の講師もされ、公立井波総合病院糖尿病患者会などの講師もされている。

ご主人の丹保運送社長、丹保(旧姓太田)正敏さんは、高岡万葉ロータリークラブ会員で、以前井波庄川ロータリークラブへ、米山奨学生をお連れいただいた。もともと、井波町出身で、たまたま小生の中学時代の野球部1年後輩。彼は、高岡商業時代、有名な伊東与二元監督さん(昨年まで長女がマネージャーをしていた砺波高校野球部監督)と同期で、甲子園に出場している。伊東先生と話したときにも、丹保さんの話題が出た。

今回の卓話も、井波庄川ロータリークラブに丹保正敏さんが来られたときに、奥様の音楽の話をお聞きし、お忙しいスケジュールを確認し、何度かお願いしてようやく今回実現したものである。
また、今回は2610地区北川ガバナーの方針の「各クラブに家族委員会を立ち上げよう」という趣旨に沿った第1回の家族例会である。会員の家族、パスト会員あるいは遺族など、過去に関係のある方を呼んで一緒に例会を楽しもうという企画である。
ちょうど,ロータリアンの奥様である丹保さんには、十分すぎるほどその辺の気配りをしていただいた。
随所にロータリーに関する話題を盛り込んでいただいて、大変素晴らしい卓話になったと紹介者としては満足している。
卓話のテーマは「音楽と人・そして心」で、@音楽療法の定義、A音楽の生理的、心理的、社会的働き、B音楽の活用の方法、C音楽療法の意味のついて、講演をされた。その中で、聖路加国際病院理事長の日野原重明先生の「現代医療と音楽の心」を引用され、病む患者に音楽の果たす「癒しの力」の重要性を訴えられた。
実際に、聞いていい歌と感じた長渕剛の「人間」という歌のテープを聞かせてもらいいたり、「アメイジング・グレイス」という外国の歌をみんなで一緒にハミングしてすがすがしい気持ちになったりした。最後に元広島カープの鉄人衣笠幸雄の苦しいときに元気になった歌「見上げてごらん夜の星を」を参加者全員で、音さのような楽器と、紹介者ということでわたしが鉄琴の下だけあるような楽器(風鈴を並べてような)を演奏して楽しんだ。
終わったあとの感想は、とてもさわやかな気持ちになってよかったね、とくしくもある会員に言われたその通りだった。