第28回凌雲館幼少年剣道親善富山大会

2005年(平成17年)11月20日(日) 富山県体育センター



惜しくも次勝!小学5年の部、篠原天馬君!
県内最大の道場、凌雲館村雲道場の主催する剣道大会が、11月20日富山空港脇の富山県体育センターで開催され、愛知・岐阜・三重など県外からの強豪をはじめとする東海北信越の、大勢の子どもたちが日ごろの練習・稽古の成果を発揮すべく集まりました。
井波剣道少年団も小学生団体や小中の個人戦に出場しました。
今年は、特に小学5年の部で、篠原天馬君が決勝に進み、昨年小学4年の部で、松田尚之君と決勝で戦った小出鷹太君(鯖江泰成館)と再び争い、時間切れの合図がなったあと、延長戦かと思われた時に、小手を取られ、合議になるも主審の判定が覆らず、惜しくも次勝に終わりました。松田君の雪辱を果たす事ができず、大変残念でした。来年こそは、無念をふたりで晴らしてもらいたいものです。
また、初出場の2年生山田誠一君は健闘し2勝を上げて、ベスト16に、小学生5−6年女子の部に出場の山本麻紗子は、準々決勝で、体の大きな相手に突き出され場外2本の反則が効いて、惜しくも敗退、ベスト8止まりで、入賞はなりませんでした。
小学生団体は、1回戦・練成館平林道場(長野)、2回戦・剣心館立川道場(岐阜)には、無難に勝ち進み、3回戦の強豪緑苑剣道少年団(岐阜)には副将2本勝で本数1本差で逆転し、大将が引き分けで勝利しました。4回戦の名門の強豪秀正館(愛知)とは、先鋒・次鋒が引き分け、中堅が2本勝して優位に立ち、副将が小手で先手を取るも面で返され、次1本が大きかったのですが、胴を決めて辛くも勝利、ベスト8に進出しました。準々決勝では、優勝候補筆頭の千代ヶ丘(愛知)と対戦、次鋒の引き分けを挟んで、先鋒・中堅ともに、先に1本を取りながら、すぐさま取り返され、時間切れ間近でふたりとも同じように2本目を取られ、副将戦を前に大手をかけられてしまいました。副将は先に胴を取り、勝負を先に延ばしたかに見えましたが、面を返されそのまま時間切れて引き分け、大将戦を待たずに敗戦が決まりました。尚、小学生団体戦の優勝は、その千代ヶ丘で、準決勝で明珠館を破り、決勝では、富山の凌雲館Aを破って進出した矢田小学校に1−0で勝ちました。
今回、井波は、大変いい勉強になりました。全国レベルの強豪チームと対戦して、勝負ところの強さ、気迫や声の大きさ、場外へ投げ飛ばすくらいの勢い、その上で、スピードや技、子どもたちも身にしみて感じ取った事と思います。しかし、県選抜で強化チームに入り、遠征に参加するなどして、着実に力はつけてきています。準々決勝の千代ヶ丘との対戦も、もう一つ頑張ればいい勝負になったというところまで行きました。さらに、いろんなことを吸収して、心技体に優れた少年剣士になってもらいたいものです。
(井波剣道少年団の成績)

個人
 小2以下 山田誠一 3回戦進出(ベスト16:2勝)
 小4    青山虹  1回戦敗退
 小5    篠原天馬 準優勝(6勝)・・・決勝で小出鷹太(鯖江泰成館)に惜敗
 小6    洲崎貴史 2回戦敗退(1勝)
 小5・6女子 山本麻紗子 準々決勝敗退(ベスト8:3勝)
 中男   永森駿一 2回戦敗退(1勝)
 中女   山田佳奈恵・武田佳澄 2回戦敗退
 
小学生団体(篠原天馬・山田千菜都・松田尚之・山本麻紗子・洲崎貴史) 準々決勝敗退(ベスト8:4勝)

表彰式の様子(5年個人)

篠原天馬、表彰式。

大会結果(掲示板写真)