いなみ太子伝観光祭 「八乙女一座公演」

2006年7月22日(土)午後8時頃〜 井波、瑞泉寺本堂前、特設ステージにて

井波庄川ロータリークラブ、劇団「はぐるま」座長の小西勝会員が、22日夜、瑞泉寺本堂前の特設舞台で、いなみ太子伝観光祭恒例の「八乙女一座」公演をされました。
今年の出し物は、昨年NHK大河ドラマ「義経」でおなじみの隣県「安宅関」を舞台の「勧進帳」です。
今年の舞台はいつもより時間が短かったのですが、簡潔で濃縮された観客を魅了する秀作でした。安宅関を通過できるか、関守富樫氏と義経師従特に弁慶(小西さん)のやり取りにはらはらどきどきの、観客のため息が伝わりました。(以下、名場面集です)


司会の斉藤さんの幕開けの言葉。

一部、歌謡ショー「山本譲二のものまね」

素人のど自慢の全国一の美人歌い手さん。

大変お上手でした。

お待たせ、二部、「八乙女一座公演」の幕開け

北国路を奥州へ向かう山伏姿の義経主従の登場。

明日は難関、安宅関を抜けるという前夜の宿で・・・

いざ、安宅関所へ・・・

関所では、関守の富樫泰家の詮議に、先導役の弁慶が・・・

奥州に修行に参る途中と・・・弁解するも・・・

なお、富樫氏の追求があり・・・

つい、京の命令で、むかうのだと・・・弁解すると・・・富樫氏「勧進帳は?」と、・・・

弁慶、苦し紛れに偽勧進帳を出すが・・・

そして、偽「勧進帳」を、読み上げる弁慶・・・

この自信たっぷりな姿に、富樫氏も・・・

はじめから、偽じゃないかと疑っていたので、ちょっと勧進帳をおがませてと・・・

一旦、許しは出たが、義経役の山伏に待ったを・・・そして、腰の笛を見つけ・・・

弁慶は、義経を、「さてはまた盗み癖が出たか」と諌め、機転を利かし打ち据える。

心で手を合わせるも、顔は鬼にしかる弁慶・・・

これでもか、これでもかと打ち据える弁慶の目に涙が・・・そして、ついに許しが・・・

関守の富樫氏、弁慶の機転を、熱く理解し、武士の情けをかける。

関所を出て、安住の地に落ち着くと、弁慶は義経に、無礼のお詫びを請うが・・・

義経は、全てを許す。

弁慶、義経、主従の感動のフィナーレ。

全員集合のご挨拶。

座長、八乙女勝太郎の挨拶(小西勝:劇団はぐるま座長)

座長の御礼!

全員紹介と挨拶。

好演の富樫役、寺井信夫さんと、弁慶役、小西座長。

弁慶・義経主従役、小西座長と西村宜繁さん。