第24回北陸三県少年剣道錬成大会で、井波剣道少年団が中学の部で初優勝

 今回の北陸三県は、大会前から全体の調子が今一で、安曇野の大会でも、思うように行かなかったとこもあり、優勝という事がはじめから意識していなかったように思えます。
 しかし、中学生は、準々決勝で、先鋒・大将に3年生をそろえ、福井県勢大会3連覇を狙う鯖江志士樹館道場を破って勢いに乗り、最後は危なげなく勝ちきりました。準決勝では、次鋒山田千菜都の虎の子の2本を、中堅青山、副将山本とつなぎ、大将松田が反則1回取られるも、冷静に試合を運び、引き分けて、勝が決まりました。決勝は、先鋒篠原が、福井養正館の3年生選手に、引き分け、次鋒山田も、粘って引き分け、中堅青山が見事2本勝ちし、優位に立ち、副将山本は、今年度の全中出場経験(福井県男子2位)のある橋詰選手に抜き胴を決め、逃げ切って優勝を決めました。今年も石川県の強豪が欠場し、実質的には福井対富山の決戦となりました。
 優勝した5人は、小学生高学年の部でも2年前に優勝、また、篠原・山本・松田は、小学生低学年の部でも優勝経験があり、3本の違った優勝旗を井波にもたらしました。
 そして、南砺市になってから、ようやく2回目の市町への報告ができました。勿論田中幹夫市長へは初めてです。北日本新聞、富山新聞の取材もありました。(山本武夫)
大会優勝旗(中学生の部)


大会・表彰式や祝勝会の様子