東となみロータリークラブ 2014-2015年度(坂井会長) 第1759回例会
 2015年3月4日 よいとこ井波 例会場

ゲスト卓話「全麺協の地域間交流及び地域振興」
ゲスト:中谷信一氏(一般社団法人 全麺協 理事長)

卓話:一般社団法人 全麺協理事長 中谷信一氏

 テーマ「全麺協の地域間交流及び地域振興」

今ほどご紹介いただきました中谷です。今日はお招きをいただきありがとうございます。これから全麺協の組織や活動内容についてご紹介したいと思いますが、あまり聞きなれない団体だと思います。全麺協といいますと麺全般かと思われまずが、今のところ蕎麦に拘って地域振興を目的とした団体であります。まさにボランティア活動を行っている団体でもあります。《以下、スライドにより順次説明がある。》

1.一般社団法人全麺協の組織と活動
 ・ロシア、シベリア、ノヴォシビルヌク市のそば圃場。
 ・ウクライナ、シベリア地方の土地は大変肥沃である。
 ・ドイツの軍隊が自国に持って行ったという話がある。
 ・仲間づくり、地域づくり、自分づくり、ということで活動を続けている。
 ・全麺協は平成11月に創立され、一昨年20周年を迎え、一般社団法人にしました。
 ・素人の段位認定制度の活動を続けている。蕎麦による地域おこしをする場合、蕎麦を打てる人が必要となる。段位を目指すことにより、技術  を普及させていく。ただ趣味だけでは地域振興に結び付かない。段位を定めて行く中で、技だけでなく蕎麦にかかわる様々な知識が必要。それ は歴史であり、栄養学であり、栽培学など全て知識を身に付けていただき、技術も高めていただく。初段から5段までいく間に地域振興も合わせ て学んでいく。4段から5段に行く場合に、どれだけ汗をかいたかということが、会員の中で認められなければ5段の受験資格がありません。極  めてハードルの高い段位認定制度でなかろうかと思っている。全麺協の会員は約180名(殆ど団体会員)、現在の有段者は、11,777人 である。

2.全麺協発祥の地利賀村の地域振興の取り組み。
 ・危機感を持った村は昭和4226日離村対策 協議会を結成。
 ・魅力ある地方の創生。
 ・若者を中心とした人口減少対策に本格的に取り組む。
 ・演劇と並ぶ村の顔「そばによる村づくり」

3.全国麺類文化地域間交流推進協議会
 ・「段位認定事業」の普及を目指して。
 ・そば打ち教本…昨年11月に改訂版を出した。
 ・あなたの「そば道」の目的は?
 ・日本そば博覧会…各地で行っている。
 ・素人そば打ち段位認定制度の目的。
 ・越前蕎麦道場…「段位制度」はここで着想された。
 ・日本人の「価値観」と「そば道」。
 ・韓国平昌郡「そばの花の祭り」。 

スライド抜粋

*当日の資料