おかしいぞ!「日本歯科理工学会の回答!」2003.3.16
 
日本歯科理工学会の歯科器材調査研究委員会が「21世紀における、歯科材料の生物学的安全性についてーとくに内分泌撹乱作用に関連してー」と題する報告者を日本歯科理工学会の歯科器材調査研究委員会が「21世紀における、歯科材料の生物学的安全性についてーとくに内分泌撹乱作用に関連してー」と題する報告者を「歯科材料・器械  Vol.21 No.4 220−260」に掲載しました。その中で「フッ化物の安全性」を項目を設けて言及しています。内容は学生がインターネットを使って作ったレポートのような物で、甚だレベルの低い物で簡単に言うとフロリデーションは反対、フッ素入り歯磨きも警告表示を義務付ける必要ありという物で、口腔衛生学会のフッ化物委員会は担当者が解説書を作りました。
それに対して、今回日本歯科理工学会の回答がありました。

内容的には、一言で勉強が足りないようです。1999年日本歯科医学会の出した「むし歯予防に関するフッ化物応用の総合的な見解」についてどう解釈しているのでありましょうか。ましてや、厚生労働省や日本歯科医師会の見解に対して、マスコミ関係者のように今までの経緯を紹介しただけで、もっと議論しなさいとは専門家としてはなはだ不見識であり、無責任であります。

一層の研修を望むところであります。

                                       

平成15228

NPO法人日本むし歯予防フッ素推進会議

   篠原常夫殿

                                        日本歯科理工学会

                                      西    

                要望書へのご回答

 拝啓 時下々ご清祥のこととおげます。

 2003117日付けの要望書拝見いたしました。

 本会歯科器材調査研究委員会りまとめました「21世紀における、歯科材料生物学的安全性についてーとくに内分泌撹乱作用関連してー」をおみいただき、うございました。要望書でご意見、ご要望のありました5事項につき、順次以下のとおりにご回答申げます。

                                        敬具

1.水道水フッ化物添加問題は、科学的ずしも科学的といえない社会的とが複雑っているが理解しにくいところが々あります。その内容がどうであれ、それらが情報としてされている現状めざるをず、それをまず紹介したにすぎません。

2.水道水フッ化物添加問題は、本会専門範囲逸脱しているとのご指摘ですが、これは見解相違げるほかありません。従来推進グループ,反対グループ議論は、いずれにしても極端すぎるがあります。水道水フッ化物添加問題のように社会での関心事項については、専門非専門にとらわれることなく、々の観点から幅広議論することがましいとわれ、本報告もそうした議論一部であるとご理解いただければいです。

3.これまで、住民あるいは社会への水道水フッ化物添加する情報提供は、ずしも十分ではなく、また説得力のあるものではなかったとじています。したがって、今後本会情報提供められた場合には、必要じて調査研究のうえ、それに対応する所存です。

4.本報告内容不適切利用された場合には、適切情報提供するという観点から、本会としても当然必要対処をする所存です。もしそうした事例発生したには、ご教示いただければいです。

5.「相互情報交換うことができればましい」とのご意見ですが、これは、むし歯予防についての議論め、それを一層推進するうえでも有意義なことといます。

 なお、報告書21世紀における、歯科材料生物学的安全性についてーとくに内分泌撹乱作用関連してー」の内容するご質問がありましたら、下記担当までにご連絡いただきますようしくおげます。

連絡先

 今井庸二歯科器材調査研究委員会委員長

 東京医科歯科大学生体材料工学研究所分子制御分野

 101・0062東京都千代田区神田駿河台2-3-10

 TEL:03-5280-8028  FAX:03-5280-8005

 E-mail:y-imai.fm@tmd.ac.jp