富山むし歯予防フッ素推進市民ネットワーク : And You (あゆ) の会 平成18年度(第6回)総会・講演会報告

日時 平成18年5月28日(日)午前9時半〜12時半
場所 小矢部市総合保健福祉センター(クロスランドおやべ横小矢部市鷲島  0766-67-8606)

講演テーマ「地域・家庭において口腔の健康を保つには・・・」
  @基調講演「発足後5年間を振り返って」  富山むし歯予防フッ素推進市民ネットワーク代表 山本武夫
  A特別講演「むし歯予防と適切なフッ化物応用」 新潟大学歯学部口腔生命福祉学科 助教授 八木 稔先生
共催 NPO法人日本むし歯予防フッ素推進会議
後援 富山県、小矢部市、富山県歯科医師会、小矢部市歯科医師会、富山県歯科衛生士会
協賛 ビーブランド、昭和薬品化工、ライオン、ゾンネボード製薬、GC、8020プロ企画
参加対象 歯科医師、歯科衛生士、保健師、養護教諭等保健関係指導者、一般県民


5月28日(日)午前9時半〜午後0時半、上記講演会を開催、また、プラスキャンペーンとして講演会場隣のクロスランドおやべでのミニイベントも無事終了できました。
関係各位には、大変お世話になり有難うございました。
簡単に報告させていただきます。
 
富山むし歯予防フッ素推進市民ネットワーク[And You (あゆ) の会]とNPO法人日F会議共催で、県・富山県歯科医師会・小矢部市・小矢部市歯科医師会・富山県歯科衛生士会の後援を得て、開催しました。
また、8020プロ企画、ビーブランド・昭和薬品化工のミニブースと、ゾンネボード・ライオン・GC・松風の協賛品提供などもありました。
県から、竹内砺波厚生センター小矢部支所長、松本小矢部市健康福祉課長、山田小矢部市歯科医師会長、精田富山県歯科衛生士会長の来賓出席を得ました。
代表山本武夫の挨拶のあと,竹内智子支所長の祝辞、来賓紹介に続き、「地域・家庭において口腔の健康を保つには」をテーマに、講演がありました。
基調講演は「発足後5年間を振り返って」と題して、代表山本武夫が、And You (あゆ) の会の発足当時の県内外の状況と、And You (あゆ) の会の活動報告(講演会・会報・HP・キャンペーン・調査研究・支援活動・他団体との連携など)をし、特に旧利賀村のフロリデーション計画中止の反省などの解説をしました。
特別講演は、新潟大学歯学部口腔生命福祉学科の八木稔助教授が「むし歯予防と適切なフッ化物応用」と題して、EBM・疫学をベースとした、フッ化物応用の考え方をわかりやすく説明されました。今回は一般の方より、どちらかというと専門職が多く、八木先生の切り口を真剣に聞いておられあっという間の1時間半でした。
参加者は、歯科医22名、歯科衛生士・スタッフ10名、養護教諭・保健師・保育士など行政から12名、メーカー・プロパー4名、一般3名、報道関係2名、計53名の会となりました。
 
また、八木先生を囲んで昼食会のあと、2時から40分ほど、講演会場隣にある、イベント広場、クロスランドタワー、ダビンチミュージアムの施設をもつ「クロスランドおやべ」で、親子連れにフッ化物配合歯磨剤のサンプルやチラシ、歯科衛生士会提供の歯科保健ハンドブックなどの小冊子を配布しました。
 
28日のAnd You (あゆ) の会講演会の記事です。
富山新聞の小矢部支局長の加藤雄一記者は、最初から最後まで聞いてくれました。
「フッ素って、副作用あるんでしょ。」が、最初の一言でした。
総会開始前の忙しい時間でしたが、一通りの説明をして、「この小矢部市は、砺波地区で唯一、小学校でフッ化物洗口していない(実際には1校実施。市の保健センターは今年度全小学校実施に向け、計画中。)のですよ。」、今に、隣の砺波市・南砺市と大きく水をあけられますよ、といったのが功を奏したのか、じっくり聞いて取材をしてくれました。