井波庄川ロータリークラブ 2006−2007年度創立記念 観桜家族旅行(写真集)

 平成19年(2007年)4月18日(水)
2007年観桜会家族旅行は、長野から新潟・高田に行ってきました
@信州須坂臥竜公園A信州高山B七味温泉ホテル渓山亭C高田公園

信州須坂臥竜公園にて 「さくらまつり」

新富観光のバスに揺られて、朝7時半井波を出発、若いのに大変話題の多い知識の豊富なガイドさんに説明を受けながら、井波庄川ロータリークラブの観桜旅行は、信州方面へ向かいました。信越道、須坂インターを降りて、少し走ると、動物園の隣接した臥竜公園があり、満開近しのソメイヨシノが池の周りを囲んでいました。ちょうど「さくらまつり」の最中で、夜には花見客で溢れそうな感じで夜店が並んで準備万端という風でした。

  信州高山村 桜の名所

ここの桜は、少し標高が高い所為か、まだ早く蕾が固い状態でした。一応写真を撮ってきましたが、この枝に桜が満開になると、さぞかしすごい事になるだろうなあと思いました。

『信州高山村には約20本のしだれ桜があります。その内半分以上が樹齢200年を越す桜です。しだれ桜だけではなく、エドヒガン桜やソメイヨシノや山桜などそれぞれの桜があります。中でも坪井のしだれ桜は、日本彼岸桜見立番付で「小結」級をいただきました。水中のしだれ桜は、2005年正月公開の「北の零年」の撮影でも使われました。しだれ桜は田んぼや畑など周りには何もない状態で咲いていますので、田舎の風景とマッチングしています。(雄神トラベルパンフレットを一部改変)』

B七味温泉 ホテル渓山亭

信州高山温泉郷を目指して、バスは山道を登りますが、窓際からは細い道端も見えず、谷底のみしかわかりません。松川渓谷美と称される景色は、秋の紅葉時期にはもっと趣があるでしょう。ガイドさんの三大渓谷は、清津渓谷(新潟)、大杉渓谷(熊本)、黒部峡谷ですとの説明を聞きながら、一番奥まった七味温泉に着きました。もう少し山道を登ると、群馬県という話ですが、この辺まで来ると土地感覚が全く働かず、ただ、随分奥まったところにこの秘湯があるのだなと感心させられました。
 『松川渓谷に沿ってたどりついたところが七味温泉です。山と山とに囲まれた大自然の中の温泉です。七つの湯釜から引き湯し、一つの湯舟に入れたという語源です。遠く笠岳を仰ぎながら野天風呂に入れば、日頃の雑念をも忘れさせてくれる事でしょう。(雄神トラベルパンフレットより抜粋)』

 渓山亭では、囲炉裏を囲んで宴席が設けてあり、なかなかいい雰囲気のもてなしを受けました。岩魚とりんごを焼いていただいたのは初めてです。お湯は、白骨温泉のような白く不透明な硫黄泉で、美肌効果があるということでした。ぬるい感じでしたが、上がっていつまでもぽかぽか保温効果がありました。

 七味温泉を下った麓は、先の小矢部の地区大会にこられた、セーラ・マリ・カミングスさんの枡一市村酒造のある小布施町で、散策したいという意見もありましたが、急遽、新潟県上越市の高田公園の桜が素晴らしいというニュースが入り、帰宅時間を繰り下げても見ようと予定変更する事になりました。小布施は、また次回にということで、お土産店のみの寄り道となりました。 

C上越市 高田城 高田公園  「百万人観桜会」

 上越市の高田城は、三層櫓で、江戸時代初期に建築されたもので、内堀・外堀があり、戦の経験のない建物で、城というより、政治の中心の建造物(役所)という性格の位置づけだそうです。高田城・高田公園には、昔日本軍の師団が置かれ、現在も隣接して、自衛隊の駐屯地があります。公園内には、4000本のソメイヨシノがあり、あちこちにしだれ桜も見られます。4月6日〜22日は「第82回高田城百万人観桜会」の真っ盛りで、当日はまさに満開で、花見客に賑わっていました。高田公園は、弘前公園(青森)、上野公園(東京)と並び、日本三大夜桜に挙げられており、富山から1時間程度の近さもあり、リピーターになりそうな見事さでした。極楽橋を渡り、高田城一周のさくらロードの出口につく頃は、夕暮れでライトアップされた高田城や堀に移った桜も大変、綺麗でした。外堀には、ハスも一面に植わっており、その季節にはお釈迦様の浄土の世界が見られそうな様子で、その頃訪れるものいいかもしれません。(受売りです:ボランティアのガイドさんの説明も、ありがたかったです)