第3回南砺市体 剣道競技 (福光西部体育館)

 昨日のスポ少の大会に引き続き、南砺市体が、福光西部体育館でありました。いつもの福光中学体育館や福光体育館とは少し離れたところになりましたが、初めての保護者も多く道に迷った人もありました。
 地元の大会ということもあり、昨日ほどの緊張もなく、皆ほぼ順調に勝ち進み、井波勢が、7クラス中、中学女子個人と一般団体を除く5クラスで優勝しました。中学生女子は新チームになって、春から3回目の対戦で、初めて福野中に勝ち、嬉しい新年度初優勝で、この大会は3連覇。中学男子は順当勝ち。小学生個人は、準決勝に全員、井波が進出、決勝は6年生同士、押し気味に進めた神田君でしたが、延長に入り、一瞬の隙を小手で青山虹君が優勝。5年生藤崎、4年生の5人も元気に試合を進め、普段の練習の成果を感じました。中学生女子は、準決勝までに1−2年生が3人残り、山田晴子選手は、優勝した川合選手(福野)に惜しくも破れましたが、確実な成長の跡を示しました。同級生対決となった、山本麻紗子・山田千菜都戦は、両者相譲らず、互角の進行でしたが、延長に入って数分後、一瞬の隙をついた山本選手の小手が微妙な判定ながら決まり、山田選手はここで残念ながら敗退。決勝は、延長の余韻を引きづったか、動きの鈍い山本選手に対し、福野の川合選手が連続して、面、小手を決め、3年生の面目を躍如しました。中学生男子は、準々決勝で、先の地区戦決勝の再現となった青山空選手に雪辱した中村法貴選手が、その後は順当勝ち、決勝でも、反対ブロックを勝ち進んだ2年生の後輩洲崎選手を寄せ付けず優勝。一般男子は、団体では初戦でまだ油が回らず、優勝した福光チームに敗退しましたが、個人戦に入って井波勢は俄然好調。全員初戦を勝ちあがり、決勝は、準決勝で井波対決を制した辻村選手と、1試合ごとに調子を上げた斉藤選手の戦いで、井波の子供たちにとっては普段指導をしてくださる先生同士の見ごたえある試合を観戦できるいいチャンスとなりました。試合は、開始早々、引き胴を決めた斉藤選手に対し、中盤一瞬の引き小手が辻村選手に出て、最後の1本勝負になりました。終了間際に、斉藤選手が小手を押さえて、優勝、子供たちの前で、いい手本を見せてもらいました。(山本武夫:評)

団体 中学生 男子優勝、 女子優勝
 個人 小学生 青山虹:優勝(5勝) 神田佳典:次勝(3勝) 山田誠一:3位(3勝) 藤崎美奈里:3位(2勝) 澤宗馬:ベスト8(2勝) 篠原風斗:ベスト8(1勝) 野原果鈴:2回戦進出(1勝)
           高松明日香:2回戦敗退
     中学生男子 中村法貴:優勝(5勝) 洲崎貴史:次勝(3勝) 青山空:ベスト8(2勝) 金森勝誠:ベスト8(2勝) 図所大地:2回戦進出(1勝) 斉藤哲:1回戦敗退
     中学生女子 山本麻紗子次勝(3勝) 山田千菜都:3位(2勝) 山田晴子:3位(1勝) 高橋優佳帆:2回戦敗退 西林綾乃:1回戦敗退 
 一般団体 井波:1回戦敗退
    個人 斉藤洋文:優勝(4勝) 辻村成之:次勝(3勝) 山下泰史:3位(2勝) 松岩輝明:ベスト8(1勝) 岡本峻:ベスト8(1勝)

    高田毅先生と小学生の子供たち

      斉藤洋文先生と井波中生徒

    団体戦の表彰式の様子

     高田先生と笑顔の女子グループ

成績結果表