平成22年度玉竜旗剣道大会
平成22年(2010年)7月24日ー29日(福岡市博多区マリンメッセ福岡)



 話題の玉竜旗剣道大会を初めて見学しました。「武士道シックスティーン」などにも出てくる高校生の夏の最大の剣道大会で、勝ち抜き戦での勝敗を決するまさに、ガチンコの勝負を見せてもらえる大会です。
 25日から、釜山に研修に行くついでに、立ち寄りました。マリンメッセのすぐ隣が、博多港国際ターミナルで、ビートルという高速艇で、3時間弱で、釜山港に着きます。
 たまたま、娘たちの富山北部高校が参加するということで、応援も兼ねて行きました。
 会場に入って、まず驚いたのが、公衆衛生学会を思わせる厚さ2cmもありそうな大会プログラムと、会場のアナウンスが、「○会場での○回戦で、○×高校の○○選手が、5人抜きを達成しました。おめでとうございます。○○選手は、大会本部まで敢闘賞をとりに来てください。」というもので、次から次への放送が、いくつもありました。あっ、これが、「剣道日本」や「剣道時代」に掲載されるのだなと思いました。
 釜山行きが、2時半で、娘たちの初戦が4時半ということで、その試合は観戦できませんでしたが、次の相手になる長崎清峰高校の試合ぶりを見ました。先鋒の森選手があわや5人抜きかという相手の大将戦まで行って敗れました。この相手といきなりあたるとは大変だなと感じました。(後から結果を聞いたら、先鋒の娘は引き分けていましたが、チームは惜敗していました。)
 また、同じ富山県勢の高岡工芸が試合をしていました。先鋒の川合選手が2人抜きをして、相手の中堅としているところで、港に向かうので席を立ちました。(こちらも結果を聞いてら聞いたら、惜敗ということでした。)

 帰りは、27日、男子の初日でした。ちょうど富山県勢が5校(龍谷富山、高岡工芸、高朋、富山第一、富山工業)と参加していて、午後3時半過ぎから30−40分だけ見学してきました。高朋は、初戦突破していて、少しして、高岡工芸と、富山第一が相前後して始まりました。工芸の木倉君が先鋒で1本とって幸先いいかなと思っていたら2本とられ逆転負け。その後、次鋒の頑張りから逆転し、逃げ切りました。
 そして、ついに世紀の5人抜きを目の前で目撃しました。富山第一の奥村康也君が、あれよあれよの5人抜き達成です。会場には自由に入れたので、あまりに興奮し、試合場から出てきた瞬間をデジカメに収めました。(昔、小学生のころ、三劔杯に一緒に行ったころとは違い、背丈も伸びて、たくましくなっていました)


5人抜き達成直後の奥村君・・・フラッシュたけないので、少しピンボケ・・・面を外してとればよかったのに・・・
 




奥村君、5人抜き達成の瞬間

試合後の整列

達成直後の電光掲示板(見逃すとあっという間に次の試合に・・・)