第25回富山県少年剣道錬成大会・第46回全日本少年剣道錬成大会富山県予選(南砺市福野体育館)
 
平成23(2011)年4月29日(祝:金)

 今年の春の錬成大会は、井波剣道スポーツ少年団にとって、大変厳しい試練の年となってしまった。小学生も、中学生も、武道館への出場権を獲得できなかった。少なくとも小学生か中学生が出場を果たしてきたここ10数年だっただけに、子供たちや応援の父兄には、苦渋に満ちた結果になった。しかし、メンバーの不足や、試合経験の不足などにもめげず、ここまでよくやったと、賞賛したい。今の5-6年生は、初めての砺波地区の大会には、ほとんどが勝てず、この子たちは大丈夫だろうかと心配したものだった。しかし、一生懸命に素振りや、稽古をし、少しづつ力をつけて来ていた。
 今年の大会は、抽選にも恵まれなかったり、相手との勝負の綾に不運な結果が重なったりして、勝ち進めなかったが、決して弱くて負けたのではない。自信を持って、練習していけば必ず、またいい結果が生まれる。負けたことは悔しいはずだから、これを糧にして、稽古に励んでほしい。
 中学生も、新チームになって、必ずしも、メンバー的には恵まれてはいない。この大会は、男女混合だが、これからの公式戦は、男女別々であり、それぞれ、切磋琢磨して、地区選、県選を頑張ってほしい。それぞれに勝てなかった悔しさをばねにして、稽古してほしい。悔し涙の数だけ、強くなれる。先輩たちも通ってきた道である。中学生から始めた子は、特に気後れすることなく、小学校からしてきた同級生のいいところを盗むつもりで、一生懸命頑張ってほしい。3年生になったら、追いつくぞという気持ちがあれば、絶対に伸びる。
 団体戦では、思うようにいかなかったが、個人戦では、6年生の中山智宏と5年生の水口脩弥が、大活躍した。今まで、大きな大会で結果が出ていなかっただけに、これからますます、頑張ってほしい。二人とも、いいところはたくさん持っているので、これを契機に、技に磨きをかけ、力をつけてほしい。(山本武夫)
 
井波剣道スポ少の成績

 団体 中学 井波A(澤・野原・篠原・山田・藤崎) 3回戦で準優勝の婦中Aに敗退(1勝)
         井波B(青山若・野村・青山萌・斎藤・角地) 2回戦で上市に敗退
     小学 井波(水口・武田・杉森・神田・中山) 1回戦で凌雲館向陽台Aに敗退
 個人 中学男子 篠原・澤 4回戦進出(2勝:ベスト16)、角地 2回戦進出(1勝)、山田 2回戦敗退
     中学女子 藤崎 3位(3勝)、野原・青山萌・青山若 3回戦進出(2勝:ベスト16) 
     小学男子 中山・水口 3位(4勝)、武田 3回戦進出(2勝)、杉森 2回戦進出(1勝)
     小学女子 神田 2回戦敗退

団体戦
中学

2回戦 金城 大野 松本 伍島     2回戦  工藤 八島 馬場 沖田 扇割     3回戦 野原 篠原 山田 藤崎    
上市   メメ  \      コ ○3/2    庄川     メ  メ     △2/1   井波A   メ    メ    \ △2/1  
井波B    \  メ  コ   △2/2   井波A  メ  メメ    ドメ  メコ ○7/4   婦中A    メ    コ  \ ○3/2  
  青山若 野村 青山萌 斎藤 角地       野原 篠原 山田 藤崎       柳瀬 小谷 若林 佐渡 綿谷    

小学

1回戦 水口 武田 杉森 神田 中山  
井波  \ メ  メ   \ △4/1
凌雲館向陽台A  \  ド メメ  ドド   \ ○5/2
  砂  轡田 渡邊 中川 石黒  


全体の成績(掲示板より)


中学男子 優勝 吉井(凌雲館)、次勝 川瀬(凌雲館)、3位 奥野(凌雲館)・岸(上市)

小学女子 優勝 寺部(凌雲館)、次勝 室林(芝園)、3位 渡邊(凌雲館向陽台)・田中(小杉南)

中学女子 優勝 島田(凌雲館)、次勝 荒井(凌雲館向陽台)、3位 藤崎(井波)・手丸(婦中直心会) 

小学男子 優勝 別所(婦中)、次勝 河原(富山武道館)、3位 中山智宏(井波)・水口脩弥(井波)
 
中学団体 優勝 凌雲館村雲道場A、次勝 婦中町少年剣道教室A、3位 小杉南剣道教室・凌雲館向陽台A
5位 新湊剣道教室・上市剣道スポーツ少年団・砺波武道館A・立山剣道学園B
 
小学団体 優勝 富山武道館A、次勝 凌雲館村雲道場A、3位 小杉南剣道教室・富山武道館B
5位 砺波武道館・婦中剣道教室・婦中町直心会・立山剣道学園A