平成24年度全国高等学校総合体育大会剣道大会(2012 北信越かがやき総体)
第59回全国高等学校剣道大会

平成24年(2012年)8月6日(月)〜9日(木)
新潟市 東総合スポーツセンター

 今年の新潟インターハイは、井波スポ少出身者は、女子団体に富山北部の山田千菜都選手・山本麻紗子選手が3年連続で出場し、個人では、男子で南砺福野の篠原天馬選手、女子で2年連続の富山北部の山本麻紗子選手が出場しました。同じ北信越ブロックの大会で、応援団も多く、大変盛り上がりました。
 成績は、初日の女子団体で、富山北部が富山県勢としては快挙となる、予選リーグを突破し、最終日の決勝トーナメント進出を果たしました。選抜でも予選突破を果たしている富山北部は、予選リーグ1回戦の対白子(三重)戦こそ、緊張で慎重な試合運びで2−0で勝つも、2回戦は、草津東(滋賀)に対し、先鋒山田選手が1本勝ちし、次鋒も勝ち、中堅山本選手が2本勝ちして、決勝トーナメント進出を決め、結果は3−1ながら、順調な勝ち上がりでした。男子個人は、篠原選手が、初戦で、餌取選手(富士河口湖:山梨)に、開始早々、果敢に小手を攻めるも、面を放たれ、小手が早いと思われたものの、惜しくも旗が相手に上がり、攻め続けるも時間切れ、惜しくも1回戦で敗れました。又、同じく県勢では、木倉選手(高岡工芸)が、延長に入って、葛西選手(高松商:香川)に一瞬、突きを決められ、残念な1回戦敗退となりました。
 2日目の男子団体の県勢、高岡工芸は、初戦の麗澤瑞浪(岐阜)に1−3で、2戦目の大社(島根)に2−3で敗れ、決勝トーナメント進出は成らなかった。その後、女子個人で、富山北部の2人が出場し、1回戦で久木田選手が、古田選手(阿蘇中央:熊本)に、面を決められ敗退しました。2回戦で、山本選手は、福川選手(八代白百合:熊本)に終盤に相面を決められ、そのまま時間が切れ、悔しい初戦敗退となりました。同じ富山県の選手が2人とも、強豪熊本勢に押し切られた格好になりました。尚、福川選手はこの後順調に勝ち進み、最終日決勝まで残り、準優勝に輝きました。
 最終日の、女子団体、富山北部は、決勝トーナメント1回戦で、2週間前の玉竜旗大会の覇者、中村学園女子(福岡)と対戦、先鋒山田選手は、攻め続けるも、惜しくも引き分け、次鋒竹内選手は、相手上段に対し、凌いで、延長もあと数秒かというところで、面を決められました。中堅山本選手は、これも攻め続けるも、相手にうまくかわされ、引き分けました。副将今村選手は、同姓今村選手(昨年個人3位)に対し、攻めに出た所をうまく返し技で、面2本を決められ、この時点で、強豪中村学園女子に軍配が上がりました。序盤の試合展開によっては、後半に見せ場もと期待しましたが、さすが貫禄勝ちという感じでした。中村学園女子は、その後決勝まで進み、守谷(茨城:2年連続4度目の優勝)に惜敗、準優勝で終わりました。
 昨年は、富山県勢は、女子個人で、藤村選手・山本選手(富山北部)がベスト16に2人が初めて進出、今年は女子団体で、富山北部が決勝トーナメントに進出(ベスト16)、すばらしい成績を上げました。県外遠征などの成果が出たものと思います。これからも、県勢が、これに続きいい成績を上げられんことを祈っています。(山本)


大会の様子・・・写真集

*大会成績(大会掲示版より)
  ・女子の成績
  ・男子の成績