NPO法人日F会議主催 メルボルン大学・メルボルン水道水フロリデーション施設研修 写真集
平成26年(2014年)11月24日(月)

*参加者名簿 
(団長)山内皓央(NPO法人日F会議副会長)
   安彦良一(NPO法人日F会議副会長)・夫人
   山本武夫(NPO法人日F会議常務理事)
   難波亮二(NPO法人日F会議理事)・夫人
   野村慶子(登別市・北海道子供の歯を守る会)
   茂木香(岡山市・PMJ歯科、歯科衛生士)・令息
   有水智香(九大病院、歯科衛生士)
ホスト:晴佐久悟(メルボルン大学歯学部Visitor・NPO法人日F会議理事) 

通訳:董麗娟さん(RMIT大学日本語講師:山内先生友人)
*日程 2014年11月24日(月)
9:00〜9:10 開会の辞
 Mike Morgan(メルボルン大学歯学部教授・副学部長)
 山内皓央(NPO法人日F会議副会長)
9:10〜11:00
 Helen Walsh(保健局水道健康予防課チームリーダー)
 Andrew Lanchbery(保健局水道健康予防課上級技術指導官)
12:10〜13:30
 Sylvan浄水場にて、水道水フロリデーション施設見学
14:10〜16:30
 Yarra Valleyの Domaine Chandonにて、懇親会および水道水フロリデーションに関する質疑応答
 (回答者) 
 Helen Walsh(保健局水道健康予防課チームリーダー)
 Rodrigo Marino(メルボルン大学歯学部教授)

*日程(その2) 2014年11月25日(火) メルボルン大学
9:30〜 ポケット水質検査計による水道水フッ化物濃度調査
 山本武夫、晴佐久悟


 Sylvan浄水場の添加装置の施設前にて、集合写真(施設訪問者には、ゴーグル、保護衣着用が義務つけられている)


メルボルン大学構内にて

*メルボルン大学


 ヘレンさん、ロドリゴ教授、モルガン教授が来室

 講演の準備

 今回の訪問に際し、山内皓央NPO法人日F会議副会長から、御礼
(山内副会長の挨拶)
 本日は、私達日本のNPO-JPUFグループを受け入れて頂き、誠に
有難うございます。私達は長年日本国内で、Water Fluoridationの啓発を
行っているグループです。
 今回は、同じグループの晴佐久先生がこちらのメルボルン大学に滞在中
の機会を活かして、モルガン教授及び関係者の皆さんのご協力があったら
こそ、私達はこちらを訪問する事が出来ました。有難うございます。
 過去において、日本でもWater Fluoridaition を実験的に行われた地域が
何カ所かありました。例えば、沖縄が1970年代日本に返還されるまでは、
実施されていましたが、現在はされておりません。また、日本国内では、
何カ所か自然飲料水の中にちょうど良い濃度の所もあり、むし歯予防に
役だっています。しかし、日本国内では、調整して実施されているところは
ありません。今日一日の研修と質疑応答、意見交換を通じて、日本の現状
を理解して頂き、皆さんから、ご助言・御指導を頂ければ、有難いです。
 私達は、日本に今日の大事なお話を持ち帰って、専門家や一般の方々
までに伝えたいと思います。
 今日は、本当に有難うございます。

 Helen Walsh 保健局水道健康予防課チームリーダーの講演

 董さん、晴佐久先生のダブル通訳で開始

 講演の目次

 序論

 現在のオーストラリアの州別、Water Fluoridation供給人口
 メルボルンのあるヴィクトリア州は、90%
 ブリスベーン・ケアンズのあるクイーンズランド州は、80%に急上昇

 日大松戸歯学部での口腔衛生学会の時のデータ
 ヴィクトリア州は、78%、州知事が変わって、クイーンズランド州は54%
 

 小生、山内副会長、ヘレン女史、モルガン教授、安彦副会長

 ティータイム

 Andrew Lanchbery上級技術指導官の説明

 多忙のモルガン教授の加わり、質疑応答開始。〈時間切れで、後へ)
 (資料) メルボルン大学のパンフレット、フッ化物配合歯磨剤サンプル
     第60回日本口腔衛生学会(大会長:小林清吾日大松戸教授)
     の時の、水道水フロリデーションQ&A(豪州ヴィクトリア州政府編)
 

*Sylvan浄水場(Melbourne郊外のColdstream地域:Yarra Valley下流)


 添加施設の前で、記念撮影

 使用材料は、ケイフッ化水素酸(溶液)

 Day Tunkから、浄化されてきた水に添加される装置

 モニターで、添加の状況が把握されている
 
 Silvan water plant(浄水場)のスタッフ、Mr. Igor Posenjak , Mr. Justin Archihald, Mr. Allan Morris
 事務所で、簡単な説明を受け、この浄水施設の管理室で、全員訪問者名簿に署名の後、見学に向いました。
   

*メルボルン大学内にて、ポケット水質検査計による水道水フッ化物濃度検査


 日本から持参したポケット水質検査計

 晴佐久先生の部屋で検査

 1回目、0.8ppmFと検査結果がでました。

 2回目も同じく、0.8ppmFでした。
 
 ちなみに、ペットボトルには、Fは入っていません。
 
 こちらの、ペットボトルにも入っていませんでした。

 晴佐久先生のデスクの前で!協力、有難うございました。
 後しばらくの留学期間中に、頑張って研修を重ねて下さい。

 晴佐久先生の部屋のネームプレート