第60回高校剣道新人大会(選抜予選) 富山北部のページ
 平成26年(2014年)1月18-19日アルビス小杉総合体育センター)

 今年の選抜予選は、団体が予選リーグということもあり、なんとなく、最初から楽勝ムードが見られた。しかしふたを開けると、先鋒の2本負けから、始まることに。その後の対戦は、2本勝ちして、何とか形は整ったが、2試合目は又、先鋒と次鋒が引き分けて、重い雰囲気を作ってしまった。相手によって試合がうまく進まない事はいくらでもある。気持ちの切り替えを早めにできるようにするのが大切である。決勝トーナメントに進んでからは、富山北部らしい試合運びになって、観客席も一安心。全国大会までに、今度の北信越がいい練習台となる。団体戦の戦い方をしっかり身につけてほしい。全国大会での上位チームの戦い方は、見事なくらい、先行逃げ切りで、1本をとられたら、なかなか取り返せない。
 さて、今回の個人戦は、久し振りに、荒井選手が北部に個人タイトルを持ち帰った。藤崎選手の3連覇を阻止した形だが、藤崎選手の堂々とした戦い方は、今後なかなか侮れない。ベスト8には、笠原選手と、今回大活躍の柞山選手。若林選手、木下選手は、ベスト16にあと一歩。道徳選手は2戦目、野口選手・本林選手は、初戦で躓いてしまった。その大会によって調子の上がらぬ事はあり、仕方がない。しかし、なんとか、気持ちを奮い立たせて、頑張ってほしい。過去にも、思いがけずにこんな所で苦戦をという選手が、次の大会でベスト4や決勝まで進んで活躍した事はいくらでもある。そのためには、練習しかないと思う。富山北部が、少しでも長く、連続して栄光を勝ち取る様、頑張ってほしい。 

*大会成績
第1日 女子団体 @富山北部A高岡B富山・高岡南D南砺福野・呉羽:北信越:清流杯出場 F高岡工芸・富山中部
第2日 女子個人 @荒井可南子(富山北部)A藤崎美奈里(高岡)B佐渡(呉羽)・奥出(富山)D笠原亜実(富山北部)・桶屋(富山中部)・大浜(高岡南)・柞山瑞貴(富山北部):ベスト8
             若林・木下 3回戦進出(1勝)、道徳 2回戦進出(1勝)、野口・本林 2回戦敗退
    

 
 
 
 女子団体