横田基地水道水フロリデーション施設研修
2017年6月26日(月)
NPO日F(日本フッ化物むし歯予防協会)とNPO法人ウォーターフロリデーションファンドの共同事業

ウォーターフロリデーションファンド・NPO日F参加者名簿(13名)

 浪越建男ファンド理事長(NPO日F理事兼務:香川県浪越歯科医院)、岩城倫弘(京都府笠置歯科口腔外科診療所)
 川越元久(川崎市川越歯科医院)、村上香織(川崎市川越歯科医院)
 木宮雄志(クインテッセンス出版)、井上和(歯科衛生士)、
 平井城央(日本医大院生)、平井幸彦(日本医大大学院講師)、平井ふみ子(主婦) 
 松原清吾(NPO日F理事:元日大教授)
 山内晧央日F会長(山梨県山内歯科医院)、安藤雄一(日F理事:国立保健医療科学院)、
 山本武夫(日F常務理事:富山県山本武夫歯科医院)
 今回の横田基地訪問は、浪越先生の御縁で実現しました。高校の同級生で、昨年7月退職された荒木正嗣氏(元航空総隊幕僚長)の最終任地が横田基地であったので、かねてよりNPO日Fでは、水道水フロリデーション施設の国内研修先を横須賀基地以外でもと検討していたので、訪問のお願いをしていました。
 今回の基地側の窓口になって頂いたのは、歯科医師として横田基地に勤務されておられる砂川雄貴1等空尉です。
 航空自衛隊横田基地のご説明を頂いたのは、鎌田修一1等空佐(基地司令)で、基地のトップの方から自らご説明を頂きました。
 在日米軍横田基地で、航空医学部生物環境工学課で、水道水フロリデーションの管理運営の担当をされておられる助川昌子先生にも、講義をして頂き、実際に添加施設を案内して頂きました。

 余談ですが、浪越先生からは、荒木正嗣氏が、モデルとなった有川浩さんの「空飛ぶ広報室」を紹介して頂きましたが、当日、お会いして少しお話も伺うことができ、大変光栄でした。(山本武夫) 

*集合写真@・・・航空自衛隊横田基地 航空総隊司令部1階ロビーにて



研修写真
@最寄駅JR青梅線「牛浜駅」・・・第5ゲート




A航空自衛隊横田基地医務室・・・歯科医官の砂川先生の仕事場



B基地内食堂・・・昼食会場








C航空自衛隊での横田基地の紹介・・・鎌田基地司令、自らのご説明です










D在日米軍横田基地第374航空医学部生物環境工学課 助川担当官からの「基地内水道水フロリデーション施設の説明」
  CDC文献のHPより、引用スライドがあり、フッ化物によるむし歯予防効果についてのサイトが紹介しれました。
  フッ化物濃度が0.7ppmFを基準値とされていると説明されました。

E在日米軍横田基地水道水フロリデーション施設を研修
  横田基地の水道水フロリデーションは、粉液型の装置です。
  フロリデーション施設を管理する技術職の、諸井さんと森田さんから、説明をうけました。
  濃度管理は、基地内5か所の添加装置のあるそれぞれの施設ごとに、サンプリングをして計測されています。
  簡易比色計で行われ、1回ごとにアンプルを切って、比色計に入れ、測定します。
  フロリデーションされた直後の水のサンプリング、すぐ横に、小生も持っている同系の比色検査キットがありました。
  最後に、研修に参加の全員と、説明をして下さった米軍の助川先生らと、記念撮影をいたしました。