ADA and CDC Celebrate 60th Anniversary of Community Water Fluoridation

ADAとCDCによる地域水道水フロリデーション60周年記念祝賀

シカゴ発2005年1月21日-CDCによる20世紀の10大公衆衛生事業の一つに挙げられた地域水道水フロリデーションの60周年記念祝賀行事が今年行われます(還暦を迎えます)。

 

輝かしき公衆衛生の礎石ともいうべき水道水フロリデーションを再認識するために、アメリカ歯科医師会(ADA)と疾病管理センター(CDC))は7月13?16日にシカゴのADA本部でa National Fluoridation Symposium を開催することになろう。

仮題、オンライン登録、およびホテルの情報は現在下記ウェブサイトで利用可能です。

http://www.ada.org/prof/events/featured/fluoridation/index.asp

 

また、記念日を祝うために、CDCは水道オペレータのために冊子を作成しました。 この冊子には、各州の最適フッ化物レベル、水道プラントでの最適のフッ化物レベルの調整方法、操作と維持の指導マニュアル、および地域への利益についての重要な情報を提供しています。 この冊子は地域水道水フロリデーションの拡大に寄与する主要なパートナーであるアメリカ水道協会、国家都市水道協会と、州と地域歯科ディレクター協会から発刊されます。

「フロリデーションは生涯にわたりう蝕を予防して口腔の健康を改善するための単一で最も効果的な公衆衛生手段である」と、CDC口腔保健部のウィリアム・R.マース、D.D.S.、M.P.H.、ディレクター、は述べました。

「地域水道水フロリデーションは歯科界の有する最も経済的なう蝕予防方法である」「私たち歯科界は今でもフッ化物の恩恵に与っていない人々にフロリデーションを提供するように特段に強調する必要がある」とリチャード・ホット、D.D.S.ADA会長は述べた。

 

Grand Rapids, Michigan, first community to fluoridate water

史上初の地域水道水フロリデーション都市、ミシガン州、グランドラピッズ

1945年1月25日に、ミシガン州Grand Rapidsはう蝕予防のための有効な公共水道のフッ化物量を調整する最初の都市になりました。 それ以来、現在ではおよそ1億7000万人のアメリカ人が地域水道水フロリデーションにアクセスしている。

「フロリデーションは教育や所得水準にかかわらず地域のすべての人々が恩恵を享受できるので、市民の間に横たわる口腔保健の差異を取り除くために私たちの努力として強力な方策であるとマース博士は説明しました。」

「フロリデーション地区に居住する子どもの口腔保健の有意で大幅な改善がありました。」「私は地域水道水フロリデーションの恩恵を確信しています。私の故郷タルサ(オクラホマ州)で素ロリデーションの実行によるその前後における口腔保健の改善を目の当たりにしてきました。」と、ADAのホット会長は言いました。

 

Supports expansion of community water fluoridation

地域水道水フロリデーションの拡大を支持する

CDC 口腔保健部はフロリデーションの実行と実施に関する州の水道プログラムに技術的支援を提供することにより国内の地域水道水フロリデーションの拡大を支持します この部署はさらに住民に水道水中のフッ化物濃度レベルに関する情報を提供する水道水フロリデーション報告システムを介してフロリデーションの範囲と質をモニターします。この情報は水道水中フッ化物ウェブサイトで閲覧できます。このサイトに参加する31の州と二つのインディアン部族の消費者は給水人口と適量フッ化物レベルに関する水道システムについての基本情報を得ることができます。 (http://apps.nccd.cdc.gov/MWF/Index.asp).

長年にわたり、アメリカ歯科医師協会はう蝕予防に安全で、有効で必要な手段として地域水道水フロリデーションを是認してきました。 この方針が1950年に最初に採用されて以来、この支持がアメリカ歯科医師会の立場となっています。 ADAは州と地元の歯科医師会と共に、最適にフッ化物調整された水道水の利益を得る地域の数を増加させるために連邦政府、州、地方自治体と協力して引き続いてフロリデーション拡大の作業を進めています。ADAは小冊子Fluoridation Facts、ビデオ、インターネット、および各種キットを含む多くの情報源を開発してきました。さらに詳しい情報、全体のADAリソースリストについては、 http://www.ada.org/goto/fluoride.* で「フッ化物とフロリデーション」というADAのウェブサイトを見てください。http://www.ada.org/goto/fluoride.*

 

Key Facts About Community Water Fluoridation

地域水道水フロリデーションの鍵

 * 水道水フロリデーションは歯科保健に最適の濃度である0. 7?1.2ppmのフッ化物濃度にアメリカ公衆衛生サービスが推奨した濃度に地域の給水の天然のフッ化物濃度を調整するためフッ化物を追加することである。1ppmとは16マイルに対する1インチ。あるいは1万ドルの1セントと同等である)。

* 一般的には歯の破壊あるいはう窩として知られているう蝕はバクテリア産生の酸が歯のエナメルを溶かす感染性の多要因疾患です。これはしばしば痛みと歯の実質欠損をもたらします。

フッ化物はエナメル質の再石灰化を促進する働きがあり、歯にミネラル分の取込みで最石灰化を増大させるとともにエナメル質から無機質の損失(脱灰)を防いで歯質強化となります。

* 1945年1月25日にはじめてミシガン州グランドラピッズで公共水道水フロリデーションが設置されました。8都市が研究対象(4都市にフロリデーションの実施、残り4は対照都市である)でう蝕の比較研究が行われ子どものむし歯の減少効果に説得力のある証拠が実証されました。その結果、アメリカの各都市はう蝕予防方法として急速にフロリデーションを採用しました。

 * 地域予防サービスに関するアメリカ作業班の最近のレビューでは地域水道水フロリデーションを強力に推奨しました。多くの研究のレビューでは、子どもと青年のう蝕の減少について、中央値29%でした。

* 地域水道水フロリデーションはすべての人々に利益があり、特に定期的な歯科受診の難しい人たちに有益となります。もっともありふれた子どもの病気であるう蝕(5?17歳の喘息の5倍、花粉症の7倍)のもっとも効率的な予防方法です。フロリデーションにより、歯科関連疾患(ことにう蝕)のためにアメリカでは年間5100万学校時間以上が救われていると推定されています。

* 現在、公共水道利用の67%のアメリカ人は最適に調整された水道水を利用しています。

* 水道水フロリデーションは費用対効果の高い方法です。大抵のアメリカの地域では、地域水道水フロリデーションに要する1ドルでう蝕の修復治療38ドルの節約となる。

 

1. Recommendations for Using Fluoride to Prevent and Control Dental Caries in the United States. MMWR, August 17, 2001; 50(RR-14):1?42.

 

2. Blaney JR, Tucker WH. The Evanston Dental Caries Study. II. Purpose and mechanism of the study. Journal of Dental Research, 1948;27:279?286.

 

3. Ast DB, Finn SB, McCaffrey I. The Newburgh-Kingston Caries Fluorine Study. I. Dental findings after three years of water fluoridation. American Journal of Public Health, 1950;40:716?724.

 

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5. Hutton WL, Linscott BW, Williams, DB. The Brantford fluorine experiment: Interim report after five years of water fluoridation. Canadian Journal of Public Health 1951;42:81?87.

 

6. Promoting Oral Health: Interventions for Preventing Dental Caries, Oral and Pharyngeal Cancers, and Sports-related Craniofacial Injuries: A Report on the Recommendations of the Task Force on Community Preventive Services. MMWR, November 30, 2001;50(RR-21):1?13.)

 

7. Gift HC. 1997. Oral health outcomes research: Challenges and opportunities. In Slade GD, ed., Measuring Oral Health and Quality of Life (pp. 25?46). Chapel Hill, NC: Department of Dental Ecology, University of North Carolina.

 

8. CDC Water Fluoridation Reporting System, 2002. Available at www2.cdc.gov/nohss/FluoridationV.asp.

 

9. Griffin SO, Jones K, Tomar SL. An economic evaluation of community water fluoridation. Journal of Public Health Dentistry 2001;61(2):78?86.