ちょっといい話 「山本五十六語録」


井波庄川ロータリークラブの2007年秋の家族旅行で、六日町に行ってきました。
そのバスの中で、新富観光のバスガイドの林さんのメモを見せてもらいました。
山本五十六のいい言葉を借りてきました。

 山本五十六 (1884〜1943)

 大日本帝国海軍第26、27代連合艦隊司令長官。戦死時の階級は、海軍大将で、死後元帥に特進しました。
 明朗な性格で、部下や同僚からも非常に高い信頼を寄せらレた人物でした。
 山本元帥は当時の欧米事情にも詳しく、日独伊三国軍事同盟や日米開戦に最後まで反対していました。航空機戦力に早く着目し、海軍航空隊設立に尽力し、日米開戦時には「短期決戦、早期和平」という日米間に於ける国力の差を冷静に分析し、現実的な作戦計画を実施しようとしたこと等、旧日本海軍軍人の中でも傑出した名将としての評価は今日でも高く、海外においても広く賞賛されています。
 また、多くの金言を残し、「男の修業」はその「山本五十六語録」の代表的なものです。これを格言としての評価も高く、多くの経営者や指導者が座右の銘としています。
 他にも現代の企業理念にも通じる「やってみせて 言って聞かせて やらせて見て ほめてやらねば 人は動かず」 といった格言をはじめ、「実年者は、今どきの若い者などという事を絶対に言うな。なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。今どきの若い者は全くしようがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、など言われたものだ。その若者がこうして年を取ったまでだ。だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな、何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。」等、その多くの言葉は時代を越え、山本五十六の情の熱い人柄を今に残しています。

  「男の修業」    

  苦しいこともあるだろう      云い度いこともあるだろう
  不満なこともあるだろう      腹の立つこともあるだろう
  泣きたいこともあるだろう 
  これをじっと こらえてゆくのが 男の修業である