国際歯科連盟(FDI) 上水道フッ化物添加決議
1964年
第52回年次回総会にて採択
1. 歯科齲蝕症は全身的健康を阻害し、疼痛を誘発して、全世界の大多数が罹患する疾病である。
2. WHO、各国政府及び科学専門諸団体より召集された専門委員会によって、齲蝕抑制手段としての上水道フッ化物添加の安全性、効果及び実用性に関する科学的根拠が検討され、承認された。
3. 過去30年間に亘る経年的観察研究の結果、上水道のフッ化物添加が齲蝕抑制に対して、 最も効果的かつ、廉価な方法であることが確認された。従って、以下の如く決議する。