豪州メルボルン市内ロータリークラブ訪問記:東となみRC 山本武夫

平成26年(2014年)9月25日(火)

 今回のメルボルン研修旅行は、NPO法人日F会議の友人の晴佐久悟先生が、メルボルン大学に留学中で、大学訪問と水道水フロリデーション施設研修を目的に、訪問することになりました。
 大学訪問・施設研修・大学での水質検査等の公式の仕事を終えた後の、最終日に、メルボルンのロータリークラブをメイクアップに訪問したくて、アクセスをしました。
 国際ロータリー9800地区にある、メルボルン市内のロータリークラブで、例会を火曜日に開いているのは、2‐3ありましたが、丁度昼に開催している、メルボルン大学キャンパス内にある、Rotary Club of CarltonのHPに、旅行前から、メールで申し込みをしましたが、一向に返信がなく、晴佐久先生に依頼して、例会場の建物だけは場所を確認しておきました。

 9月24日(月)公式行事のメルボルン大学訪問、浄水場訪問を終え、チャーターしたバスがメルボルン大学に到着して、午後5時過ぎ、今回の研修視察団の団長の山内皓央先生と、その友人で今回の旅行中、通訳としてお願いしていた董麗娟さん(RMIT大学日本語講師:北京出身)と小生の3人で、Rotary Club of Carltonの例会場を確認に訪問しました。火曜日の昼、午後1時から例会が行われている、メルボルン大学内の Graduate House には、入口にもロータリーのマークはなく、その建物の受付の女性に、董さんから聞いてもらいましたが、ロータリークラブの事は分からないと言われました。受付でPCのクラブのHPを確認してもらい、場所が確かにこの建物になっていることを認識してもらい、HPの連絡先に、董さんから、電話を入れてもらうも繋がらず、明朝までに連絡を下さいと、メールをしてもらいました。

 さて、翌日、Rotary Club of Carltonから連絡がこないので、午後0時半から例会をしている、Rotary Club of Melbourne Southを、董さんの車で、山内先生と3人で訪問することにしました。市内中心部から、南の郊外に移動し、そのクラブの例会場のある、Emerald Hotel に正午頃、到着し、ホテルの女性に確認したら、「いつも、この部屋で開催される。もう少ししたら、会員が来られるから、待って下さい」と、その部屋で待たせてもらうことに。ところが、1時半過ぎても、誰も来られないし、2時近くになったので、その女性に董さんから尋ねてもらうと、知り合いの会員に連絡をして下さいました。それによると、Rotary Club of Melbourne Southでは、毎月第4火曜日は休会にしているとの事。また、そのクラブの事務所は、個人宅で、バナーの交換などを行うことはできないということで、代わりに、バナー交換などしてもらえるロータリーの事務所を紹介してもらいました。

 また、董さんの車で、市内中心部へ戻りました。その事務所は、オプショナルツアーや、ポケット携帯Wi−Fiなどを扱っている旅行社のHISメルボルン支店の建物の隣にありました。メルボルンについた当日、宿泊のTune Hotel Melbourne から歩いて15分くらいの所にありました。その建物に入って、事務所の看板等を確かめると、確かにロータリーマークがあるRotary Club of Melbourneがありました。事務所を訪問すると、Office ManagerのMs.Jo Marrosさんが出迎えて下さいました。日本から持っていった東となみロータリークラブのバナーと、メルボルンロータリークラブのバナーを交換して頂きました。このクラブは、大阪RCと姉妹クラブで、彼女自身も日本を訪問したことがあり、ほんの少し前に岐阜城にも行ったそうです。もう少ししたら、2014-2015年度会長のMr. Peter D Bearsleyさんが来られると言われ、待たせて頂くことに。しばらくして、恒例のロータリアンが来られ、挨拶をされました。彼は、1993-1994年度会長のMr. Gerry Johnston さんでした。そのあと、もう一人の会員の方(スミマセン!名刺を交換しませんでした)が来られ、小生のメルボルン訪問の理由を聞かれ、メルボルン大学の知人を訪問して、WF(Water Fluoridation)について、勉強すると答えました。すると、彼は自分はメルボルン大学の出身で専攻は化学ということで、現在は水道関係の仕事をしているということで、豪州は、水道水フロリデーションで国民のむし歯予防に貢献している、メルボルンのあるヴィクトリア州は90%くらい実施しているが、ブリスベーンのあるクイーンズランド州はまだ50%くらいだ、はとも話されました。自分のクラブの歯科医の会員を紹介して、WFを教えてあげようと言われました。それについては、メルボルン大学で講義を受けてきたし、浄水場も訪問してきたし、講義では、最新の情報としてクイーンズランド州では現在は80%くらいが実施しているそうです、と答えたら、君の方が詳しいねと、言われました。それから、日本で、まだ実施していないというと、自分たちの姉妹クラブの大阪RCで啓蒙したらどうだと言われました。もし行くなら、当クラブの紹介状を出すとまで言われました。大変、熱心な好意を頂いて、豪州で一番古いロータリークラブを後にしました。

 その後、山内先生、通訳の董さんと、レストランで遅い昼食をとっていると、董さんにメールが入ってきました。一番最初の、Rotary Club of Carltonからで、本日、Graduate Houseで例会があって、山本さんを待っていたとの事。そのクラブの八木一郎(?)さんからで、結局、董さんから、その八木さんに電話を繋いでもらい、話をしました。それによると、CarltonRCの会長Ian Adaさんから、八木さんに、本日日本人が例会に来るから、世話をするようにと言われたそうで、午後1時半から待っていたが来られなかったので、連絡したとの事でした。しかし、こちらも連絡を待っていたのに、来なかったので、他のクラブを探して、バナーの交換をすませた旨、お話しました。うまくタイミングよく、繋がらなかったせいで、一番例会にメイクアップの可能性のあったCarltonRCに、御縁がなかった旨、伝えて電話を切りました。

 今回のメルボルン訪問で、痛感したのは、例会場にロータリーのマークが必要なこと。平日なら、必ず事務所が連絡をとれる体制にしておくこと。国際標準後の英語が出来る必要なあること。など、いい勉強をさせられました。そして、いい体験をしました。多くの人々に感謝します。〈山本武夫〉



メルボルン大学キャンパス内のCarlton RCの例会場
 
 
 Melbourne South RCの例会場の Emerald Hotel

 いろいろ、連絡をとってくださる、董麗娟さん(Univercity of RMITの日本語講師〉
Emerald Hotelのスポーツバーが例会場らしく、ラグビーや、オーストラリアン・フットボールのチームの写真が一杯かざってあり、テレビはスポーツ中継だけでした。

 紹介されたロータリーの事務所

 4階に事務所がありました

Rotary Club of Melbourne の Office Manager, Mrs. Jo Mavros さん

 持参した、富山県、南砺市、砺波市の英語のパンフレットを説明

 バナーを交換、ロータリーのピンバッジをプレゼント

 パスト会長のジョンストン氏と対面

 メルボルンRC 歴代会長のパネル
 これを見て、びっくり、創立は、1921-22年、今から94年前。
  
  この方は、1993-94年度会長のGerry Johnstonさん
 

 この方は、メルボルン大学卒業生(化学専攻)、水道関係事業者だそうです

 山内先生と一緒に、記念撮影
 
 メルボルンRCの事務所にかけてあった、ロータリーの輪
 
 
 董さんの携帯に来たメール。CarltonRCの不手際の弁解?