笹川むもん彫刻展
2010年5月29日(土)〜7月11日(日)
松村外次郎記念庄川美術館(〒932-0305 富山県砺波市庄川町金屋1066 庄川水記念公園内)

 ご本人から頂いた招待状を手に、笹川むもん彫刻展を鑑賞に、閉会間際の7月9日、庄川美術館に家内と行ってきました。
 井波彫刻の異色作家として、彫刻から現代工芸(造形)にまで、幅広く表現力豊かな作品を手掛けておられ、一度見たかった作品展であります。
 ちょうど、うちの次女と三女に、彼の長女と長男が同級生ということで、同世代の親同士としては昔からよく存じ上げてはいましたが、直接、展覧会で、作品の説明を聞かせて頂きながら、改めて、一見シャイに見える中、作品にあらわれる強いテーマの表現を語られる時、さすが芸術家と感嘆させられました。
 井波に住んでいて、こんな作品があるのかと、改めて発想のユニークさや、これに取り組んだ彼の情熱、さらには、伝統工芸の街ならではの苦悩や葛藤がこの個展から、伺い知れました。ますます健康で活躍されんことを祈るものです。 
 ご本人のお許しを得て、作品展の様子を紹介させていただきます。(山本武夫)
 
笹川むもん氏に直接、作品を説明して頂きました。