TST(となみ衛星通信テレビ) 

「ネットワークとなみ野」の中で放送

「むし歯予防へ フッ素の有効性」富山むし歯予防フッ素推進市民ネットワーク発足式(井波町)

ナレーター:

 さて、おいしいものを食べるには,健康な歯が必要となってきますよね。

 歯がとけるを防ぐ効果があるといわれているフッ素,このフッ素を正しく理解してもらおうと,市民ネットワークが発足しました。

 527日,むし歯予防のためのフッ素利用を多くの人に理解してもおうと、富山むし歯予防フッ素推進市民ネットワークが発足し,出席したおよそ100人がフッ素利用の有効性に理解を深めました。

 井波町の井波町社会福祉センターで開かれた発足式に、まず、発起人を代表して,井波町山見の歯科医師、山本武夫さんが、「むし歯予防の正しい情報を提供し,フッ素を歯に塗ることや、特に、水道水にフッ素を添加する際の濃度を適正化することを広く理解してほしい」と、挨拶しました。

 続いて,事例報告が行われ、フッ素のうがいをしたり,歯にフッ素を塗ったりしている婦中町の2つの小学校の事例や東砺波郡の学校健診の結果の発表がありました。

 その後,日本大学松戸歯学部の小林清吾教授が「健康はみんなの願いです―人類の英知:ウォーターフルオリデーション―」と題して講演し,飲料水に含まれているフッ化物のイオン濃度を、歯の健康にとって、適正にする方法は安全かつ効果的であり,世界の150以上の機関が推奨していると話しました。

 井波小学校では,九年前からこのフッ素によるうがいを行って効果を上げました。

 世界各国でも注目されているフッ素、正しく理解される為にもこの会の今後の活躍に期待したいものです。

当日,井波では、「ふるさとみらい21 いなみ」のイベントがあり,あちこちで大変忙しかったのですが、TSTの専属カメラマンの荒井恒雄さんが井波町社会福祉センターに取材に来られました。有難う御座いました。