岡山県の素晴らしい先生
岡山県の黒瀬先生から,素晴らしい先生を紹介頂きました。

我々の師匠とも言うべき素晴らしい先生が,いらっしゃいました。どうしてこのような素晴らしい先生の業績が眠っていたのでしょうか。私はこの論文を読んで,我々は何をしているのだろうか。もっともっと頑張らねばならないと思いました。

なお,この論文は,抜粋して,岡山県の歯科医師会会報に二ヶ月連載されました。

全文,ご紹介致しますので,ご覧下さい。

読んでの感想は,山本までお願い致します。

 

「弗素と私」横山五郎

昨年夏沖縄県内の一自治体でウ蝕予防のため水道水に弗素を添加することが報道され、俄に新聞紙上を賑わした。厚生省は自治体の判断にまかせ肯定的に支援する態度のようで、日本歯科医師会は弗化物応用、水道水への弗化物添加に関する見解を発表(日歯広報、平成13125日)各種弗化物応用の中で公衆衛生的に優れた方法であると認めるが、最終的には水道水への添加という手段の性格上、実施は地域住民との合意、又地域歯科医師会をはじめとする関連専門団体の合意が前提であるとの見解を発表している、水道水は地方自治体の管理責任によって運営されるものであって、このことは地方分権の時代でもあり当然であり、われわれも関心を持たねばならない。もともと沖縄地区では米軍占領時代に米軍により米軍施設内で弗化物がおよそ1415年間0.71.0ppmの濃度で給水されていた。施政権返還後は国内法が適用され中止となっている経緯がある。

千原岡山市歯科医師会長は“インターネットの時代―今やフッ素は是か非かの問題ではない”と題し、昨年11月の会報で弗素の水道水添加の問題、各種の弗化物の洗口剤や歯磨剤、錠剤等のウ蝕予防手段の現状を紹介されている。私は第二次大戦後間もない時代より弗素によるウ蝕予防の問題を生涯学習と心得て、係わって来たので各種の弗化物によるウ蝕予防について振り返って記述しなんらかの参考に供し度い。

昭和24年今川与曹教授が着任され、岡山大学に歯科教室が開かれた。今川教授は着任以来地元歯科医師会と緊密な連絡を保つことを念頭におかれ、教室は岡山県歯科医師会の教室でもあることを目標に運営され、私共を始め何人かの本会々員を教室に招いて下さったのである。

翻って当時の歯科衛生状態は今日では考えられないほど悪く、未だ上水道が完備されてない地区もあり、斑状歯は県下の各処に見られ、一方学童のウ蝕は食生活の変化により急増し、児童の就学前検診では殆どの児童がウ蝕をもっており、全歯ウ蝕の児童も見受けられ平均ウ蝕保有数は9乃至10歯の惨憺たる状態であった。一方弗化物によるウ蝕抑制の問題は既に小規模ではあるが幾多の実験が国の内外で実施され、漸く実行期に達せんとしているようであった。我が国でも昭和24年以降、厚生文部両省より弗素塗布の指針が示されて実施されたが一般の認識も低く施術者も不足で細々と行はれているに過ぎなかった。その後歯科衛生士が相当数誕生した昭和44年の歯科疾患実態調査でも弗素塗布を受けた児童は5.7%に過ぎなかった。諸外国で実施されていた弗素入り丸薬、錠剤の応用も研究者により小範囲に試験的に実施されるに止まっていた。水道水の弗素化に至っては米国では昭和20年実施されてより既に多くの都市で実施されていたが我が国では京都大学を中心に研究され、昭和271月より京都山科地区で試験的に実施されるに止まっていた。この山科での水道水への弗素化実験は約10年間実施され、その後三重県朝日町で3年実施されたがそれ以降我が国では行はれていない。

 弗化ソーダの給食添加によるウ蝕予防の研究

我が国の弗化物の内服によるウ蝕予防の実験は既に2,3の方々の手で試みられており殊に昭和22年京都大学の美濃口氏とその共同研究者の実験は最も詳しく、重要な研究であり他にこれを試みた学者は少なく纏とまった成績も出ていない。美濃口氏らの実験では弗化物内服がかなりウ蝕予防効果を示し、本法の優秀さを物語っているが材料のとり方や、成績の判定に研究の余地のあるのを感じ、私達は学校給食を利用して弗化物の内服実験を改めて究明し最も適正な投与術式を確立しようと企てた。

これより先岡大歯科教室では今川教授が岡山県弗素対策協議会に参加の下に県下の斑状歯地域を調査し、特に弗素含有飲料水の弗素濃度が斑状歯を惹起する限度を確認し、その上でウ蝕抑制の効果の濃度を探した。その結果0.50.6ppm程度が恕限濃度であり、ウ蝕抑制に応用する適正濃度であろうと結論づけた。これは他県の斑状歯地帯の統計調査でもこの程度が斑状歯を起さないで最もウ蝕を抑制するに適した濃度であらうとの報告があった。

こんな背景の下に昭和26年弗化ソーダの給食添加の実験を始めたのである。その概略を述べると

実験校 岡山市南方小学校 約1,200

対照校 岡山市岡南小学校 約 700

昭和272月より生徒1人当り1mgを約1年余り、284月以降は1人当り1.5mgの弗化ソーダを学校給食に添加摂食させた。弗化ソーダは当時学校給食には脱脂粉乳が必ず使われていたので、人数に見合う一日の使用量を計量し、調理員の担当者に渡し粉乳と共に溶解して食べさせた。この給食に一人当り1mgの弗化ソーダを添加した場合、年間の給食回数及び一日の総飲料水より計算すれば、0.18ppm1.5mgの添加の場合は0.25ppmの弗素化した水道水を常時使用したと同じ効果が期待できると考えたのである。

 3年間この給食を摂った、即ち4年〜6年生について調査した成績では最終的に全永久歯で約20%のウ蝕予防効果が見られたが、添加開始時に既に萌出していた第一大臼歯の予防効果は約10%であり、その後に萌出した歯の方は約45%とはるかに大きいことを知って、もっと年少の頃から弗化物の内服実施によってより効果を高めることが出来るのではないかと確信した。

 この研究に対しては今川教授に対する文部省研究費、岡山県教育庁、衛生部等の物心両面からの援助があったが、これは岡山県が日本有数の斑状歯地帯であり、斑状歯が冨取氏によって山陽町で発見され本邦で初めて発表された歴史的経緯もあり、一般に弗素に関する関心が高く、弗素即ち斑状歯の概念を持っている人が多かった。

 最初私共は文部省、岡山県等の援助もあることから23の小学校に於て投与量を変えて同時に実施するよう試みたが南方小学校は私が同じ町内に住んでおり多年学校歯科医として学校当局、PTAに馴染みが深かったので簡単に了解が得られたが目標の他の小学校では学校当局は熱心であったがPTAに説明に行ったが了解されず実施することができなくて止むを得ず対照校として検診の了解を得たにとどまった。実験中文部省から竹内技官(後に東歯大教授)が来岡され、文部省で予算化したので東京都で2,3の小学校で実施したいので様子を聞きたいとのことであった。私は事情を説明し、学校歯科医が先頭に立って実施しないと難しいと言っておいたが、矢張り後でPTAに反対され実施できなかったと聞いた。この実験はウ蝕予防効果の実績としては勿論であるが、実験することにより学校、児童、PTAの総てに亘って弗素の恐怖心を和らげ、不知の間に口腔衛生の普及に役立ったと思う。

 この学校給食に弗化物添加を行う方法は比較的手間がか丶らず、費用は僅かで公衆衛生的な価値も大きいと考えられたが、その後京都で昭和30年思い違いで誤って100倍の弗化ソーダを与え、下痢、嘔吐などの急性中毒を起した事件が発生した。幸い一日で回復したがこの様なことがあり、又学校給食の内容が次第に変わり弗化物を添加しやすいミルク、汁類が副食として献立にあがることも少なくなってきて、横浜で一校実施された以後この方法は有効性は認められても実施する学校はなくなった。

 その後南方小学校では実験終了後は弗素入り肝油球、ヴィタフロールを新しく入学した児童に給食時に与えた。このヴィタフロールには一球当り弗化ナトリウム0.5mgが含まれている。2年間投与した結果、肝油球を服用した141名は服用しない61名に比べ24.2%のウ蝕抑制効果を示した。

 また、この学校給食に弗化物添加を受けた南方小学校の生徒が中学校に進級した後、同じ中学校に進級した隣の小学校からきた生徒に比べ、歯科検診の成績を比較してみると南方小学校の出身者のDMF数値が低く給食弗素化の効果が時続している事を示した。

  保育園での弗化物内服実験

 前述の学校給食の弗化物添加の実験結果で添加開始以後に萌出した歯牙が高い予防効果を示した成績に基づき、小学生より年齢の低い保育園児を対象として弗化ソーダを内服せしめる実験に取りか丶った。

 岡山市南方保育園の園児中、以後2ヶ年在園予定の4才の園児約70名を実験群に、対照群としては同園の園児で弗化ソーダを飲用していない同年の一年保育の園児65名を当てた。両群の園児は単に一年在園と二年の在園という点を除き、生活環境などに差異がなく同一学区に住んでいる。

 実験方法としては弗化ソーダ1mgを水1ccの割合で溶解せしめたものを用い11人当り1cc宛ピペットで吸い上げ飲用せしめた。

 実施期間は昭和309月より323月迄の19ヶ月間であり、この間実際の投与日数は315日であった。その最終検査のウ蝕抑制成績は第一大臼歯で75%でかなり良い好成績であった。弗化ソーダは0.5gを一包としこれを500ccの水に溶解して、その1ccをピペットに計量吸い上げたものを数人の保母によって同時に数組の児童の口中に注入飲用させるよう指導した。児童はムシ歯のお薬としてよろこんで飲用、嫌がる児は皆無であった。南方保育園は私の住んでいる町内にあり、開所以来歯科園医をつとめ日頃馴染があったので、快く園をあげて協力してくれた。

 一定量の弗化物を与える手段として錠剤や薬液を使用する方法は内外を問はず、少なからずの実験があり、その結果に我国に於いても錠剤や液状の薬剤が当時より市販されているが年齢に応じた使用法が必要で専門家の歯科医の指示を要する等、何等かの集団で実施する以外、個人で実施するには面倒で、なかなか普及するのは困難であると思う。

  フッ素入り歯磨剤について

 現代の人々は歯を磨く目的は単に歯とその周囲組織をきれいにするだけではなく、歯科疾患の予防に役立つ口腔衛生材品であると考え、殆どの人が日常使用している。歯磨剤に薬品を添加して歯と歯周組織の疾患の予防効果をさらに高めようと考えるのは当然であって、今日でも種々の薬品が添加された製品の広告はしばしば新聞誌上やテレビのコマーシャルの画面をにぎわしている。

 歯磨剤に弗素を混入することは内外に多くの研究があり、19451950年頃に弗化ナトリウムを添加した歯磨剤を使用し予防実験が行なわれたが、いずれも特別の予防効果は認められなかった。1947年美濃口氏などは歯磨剤中に弗化ソーダを混入して2ヵ年間に亘って学童に使用せしめたが、その効果は認められなかったことを報告し、その後の実験で歯磨剤中の弗化物は歯質に働く前に歯磨剤中の主剤である炭酸カルシウムと結合して、難溶性の弗化炭酸カルシウムとなるため、歯に働く効果のないことが判明したと報告している。

 私は渡辺信平氏と協同してサンスター歯磨の協力により初めてポリ塩化ビニールの微粉末を基剤として2,000ppmFの弗化ナトリウムを添加した歯磨剤の提供を受け、岡山市南方保育園児並びに玉島市海星幼稚園児併せて114名を2群に区分し、実験群には弗化ソーダ混入歯磨剤を食用色素で着色したものを使用、対照群には通常の白色のものを使用、両者を色分けすることにより間違いをさけ、毎日昼食後約1.0gの歯磨剤を使用して歯磨を行ない実験を行なった。約2ヶ年間に休園日を除き180日前後使用さすことにより第一大臼歯で40%のウ蝕抑制効果を示した。これは南方保育園、玉島海星幼稚園の両実験群で殆ど同じ数値であった。その後この歯磨はサンスター歯磨より子供用として、バナナ、イチゴ等の果物の名を冠して発売された。

 私共が保育園と幼稚園を選んだのは歯磨の指導がよく行はれ保母達の協力が得やすいし、前述の給食添加の実験や保育園での飲用実験で判ったように、実験中に萌出した歯が抑制効果が高いことによるもので、又弗素塗布でも萌出直後に行うのがその効果が高いと言はれている。この歯磨剤によって弗素を歯に適用する場合は絶えず萌出に注意を払っていなくても毎日歯磨をしているのであるから萌出と同時に弗素の洗礼を受けさせるのである。

 今日弗素入りの歯磨剤は弗素を有効に作用させるために種々の基剤の研究が進み、内外を問はず多数市販されている。弗化物の外用法は安全で危険のない方法として内服を危惧される場合も適用できる安全な方法である。比較的実施をみている塗布法は診療機関が増え歯科衛生士も充実された現在でも診療室での施術であるから、かぎられた対象にしか実施できぬ欠点がある。昨今でも1才半乃至3才児健診を受けた幼児の乳歯の塗布を自治体保健所で実施しているが、永久歯(第一大臼歯)に関しては各個人が診療所を訪ねた場合のみ塗布を実施されているに過ぎない。

  弗化物の洗口法について

 弗化物溶液による洗口法は操作が比較的簡単であり短時間で実施でき、集団でも実施できることにより教育の現場では口腔衛生の教育普及の面でも役立つものである。

 私共は昭和44年弗化物含有洗口剤ミラノール(東洋製薬化成提供)を使用し洗口実験を行なった。その方法はミラノールをポリエチレン容器に水にて100倍に希釈したものを使用、この際の弗素濃度は500ppmであって溶液1cc中の弗素量は0.5mgである。

 110ccを用いて給食の後で約30秒間口すすぎ(ブクブク)を行わしめた。その際各個人用の容量10ccのポリエチレンコップを使用、嚥下を防ぐ目的で下を向いてブクブクを行うよう本実験に先立ちあらかじめ反復練習指導した。

 永久歯特に第一大臼歯への効果を期待する意味に於て、岡山市南方幼稚園の1年保育の5乃至6才の児童を対象として実施し、更にこの児童が南方小学校に入学した一年生の期間を通じ約18ヶ月実施した。対照群としては昭和44年と46年に南方小学校入学の児童とした。即ち実験群の児童の前後学年の児童である。その結果約30%のウ蝕抑制効果があった。

 弗化物含有洗口液をウ蝕予防に用いる試みは、これ亦国内外でいくつかの研究がある、特に新潟大学歯学部の指導で同県歯科医師会の協力を得た同県内の事業が顕著であるが、わが県でも出井清雄氏は昭和60年邑久町の小学校で以来4年間に亘り実施され、ウ蝕抑制の効果があったことを本会報に発表されている。

 一般に弗化物の応用でのウ蝕抑制率は20%乃至40%程度といわれている。又前述の私らの弗化物の学校給食への添加や、飲用実験、弗化物混入歯磨剤による実験はそれぞれ対象者に低年齢者を選ぶことにより比較的高い成績を示したものであるが、昭和38年―39年に歯科衛生士会の有志の協力により、私が同じ地域の同じ対象に行ったSnF2及びNaFの塗布実験のウ蝕抑制成績は人員が少なく、14名ずつであったが共に約30%の抑制効果を示し、今回の洗口実験の成績とほぼ一致していた。

 さて弗素がウ蝕の抑制に効果があることが確認されてから、かなりの年月を経過していて関連した研究業績も多く、既にいくつかの方法が実用として応用されているものの、その普及度は未だ十分とは言えないと思われる。

 その普及を阻んでいるものの一つは弗素の安全性に対する危惧があることは否めない。私が南方保育園で昭和52年と60年に行った家庭調査でも、共に約200名の在園児のうち弗素塗布を受けた家庭は約1/3に過ぎなかったし、弗素入り歯磨剤を使用させていると回答した家庭は僅かに12名にすぎず、塗布を受けた家庭43に対して、弗素の使用を好まないと回答した家庭も同数の43もあった。然し乍ら徐々にであるが近年には弗素に対する恐怖心もうすらいで来ているようで、保健所での就学前幼児に対する歯科相談に訪れた母親は今日では弗素塗布を嫌ふものはなくなったそうである。

 ウ蝕は数多くの遠因によってできる病変であることを考える時弗化物のみでウ蝕を完全になくすることは不可能であるかも知れないが、弗素の登場はウ蝕予防に画期的な変化をもたらしたものであって、対象と年齢に応じた弗素の適当な利用に加え生活環境の向上と口腔衛生に努めれば、われわれを苦しめたウ蝕は過去のものとなるかもしれないと思う。

 岡山市長は本年3月市議会で水道水の弗素化は市民のコンセンサスが必要で慎重に考えたい、3才までの弗素塗布を2010年迄に50%以上、学童の弗化物配合歯磨剤の使用者を90%に増やすよう啓発活動を行いウ蝕予防に貢献していき度いと発言したと伝へている。

 こ丶に弗素のウ蝕予防の殆どの方法を試み、その経過と結果を報告して老齢のためいささか不得要領の点も多々あると思ふが判読の上で何等かの参考になれば幸甚である。尚これらの研究を通じ旧岡大歯科教室、県歯科医師会、南方小学校・同幼稚園(共に本年3月閉校)、南方保育園の当時の関係者の御援助御協力に深く感謝の念を捧ぐものである。

 なお南方小学校は昭和57年全国健康優秀校の表彰を受け又歯の優秀校表彰は10回に及んでいる。

           主な引用文献

  1. 美濃口玄ほか:弗素によるウ蝕成績並びにその効果検討.歯界展望,1949.
  2. 今川与曹:斑状歯をどう考えるべきか.歯界展望,1954.
  3. 横山五郎ほか:弗化ソーダの給食添加によるウ蝕予防の研究.日歯医師会誌,1954.
  4. 横山五郎ほか:弗化ソーダの給食添加によるウ蝕予防の研究 最終報告.日歯医師会誌,1956.
  5. 美濃口玄ほか:集団的に学童にみられた弗化ソーダ中毒症に関する観察.口科学誌,1958.
  6. 横山五郎ほか:岡山市南方保育園に於ける弗化ソーダの内服によるウ蝕予防の研究.歯界展望,1957.
  7. 横山五郎,渡辺信平:弗化物混入歯磨剤によるウ蝕の効果について.日本口腔科学会誌,1961.
  8. 飯塚喜一,岡田昭五郎:弗化物とその応用,昭和48年.
  9. 横山五郎ほか:弗化物溶液の洗口法によるウ蝕予防について.県歯会報,昭和47年.
  10. 出井清雄ほか:邑久町立玉津小学校におけるウ蝕予防の効果.県歯会報,昭和64年.
  11. 近藤武:地域性歯牙フッ素症,平成3年.