善興寺ダーナ基金「三輪車寄贈運動」事務局からのはがきに書いてあった良い話

 2003年6月18日井波庄川ロータリークラブの卓話「カンボジア地雷被害者:三輪車寄付ボランティア活動(高岡市中田 善興寺ダーナ基金)の話」(上田 昭二会員)を聞いて、早速寄付をさせてもらいました。1万円で1台の三輪車ができると聞いて、地雷の被害者に1台を使ってもらいたくてお願いしました。
 受領書のはがきが来ましたが、その中には良い話が載っていました。

 今日的ボランティアの実践には、ダーナ(布施のサンスクリット語)の精神を基本とする理念として、ダーナについて、教典に次のように説かれている。
 「乞うものを見て与えるのは施しであるけれども、最上の施しとはいえない。心を開いて自ら進んで他に施すのが、最上の施しである。また時々施すのも最上の施しではない。常に施すのが最上の施しである。
 施して後で悔いたり、施してほこりがましく思うのは、最上の施しではない。施して喜び、施した自分と施しを受けた人と施したもの、この3つをともに忘れるのが最上の施しである。
 それゆえに、正しい施しは、自他を忘れ、物を見ず、報いを求めず、清らかな慈の心をもって施し、我も人も、ともに悟りに入るようにねがう心のものでなければならない。」――涅槃経(新訳仏教聖典より)

 善興寺ダーナ基金「三輪車寄贈運動」事務局
  〒939-1275 富山県高岡市中田4500-1