井波庄川ロータリークラブ 2003年秋家族旅行 「黒部ルート」

 井波庄川ロータリークラブの恒例の秋の家族旅行は、今年度は企画の関係から2班(11月17−18日、11月24−25日)に分かれて実施することになりました。当クラブのガバナー補佐を経験された槙山豊介先生の何年越しかのラブコールに、昨年のトラブルで延期の憂き目を見ましたが、関電OBの大谷貞夫会員のお世話により、ようやく実現いたしました。日程の変更等が直前まであり、1班と2班のメンバーが最後まで決まらないということもありましたが、無事2つの班とも楽しく旅行ができました。あちこちで大谷さんの知人(同じ関電OBでガイドなどを担当しておられた)にお会いし、また、槙山豊介先生の作品が黒四発電所に飾ってあったこともあり、井波庄川ロータリークラブのメンバーはどこへ行っても歓待を受けました。1班は、高気圧に日本列島がすっぽり覆われ、雲ひとつない快晴に恵まれました。2班は、雨でぐずついた天候になりましたが、中国の墨絵のような幻想的な風景を目にしました。
 私は、2班で参加しましたので、11月24-25日の様子を報告いたします。(山本武夫) 

1.11月24日 宇奈月温泉「宇奈月グリーンホテル喜泉」で懇親会(様子)

この宇奈月温泉は、上流からパイプでお湯を引いております。源泉は90℃あるそうです。また、フッ化物イオン濃度が高いのでも有名で8ppmFあると聞いていました。ホテルの温泉の説明書には、フッ素 8.89mg/リットルとありました。

2.11月25日 「黒部ルート」・・・資料集
@黒部川電気記念館(宇奈月駅横)
 まず、こちらで、黒部ルートの見学の説明を受けました。

A黒部峡谷鉄道(宇奈月駅ー欅平駅)【トロッコ電車:20.1km(1時間20分)】・・・パンフより
 ・宇奈月駅

 ・宇奈月ー欅平(途中のスナップ)

 ・欅平駅


欅平駅に到着

欅平展望台:あいにくの雨で幻想的な風景を眺めました。

B縦抗エレベーター(欅平)【高さ200m】


C上部軌道(欅平ー仙人谷)【6.5km】
 ・高熱隧道 こちらは狭い客車で、写真も曇って撮れませんでした。正に、硫黄の(例の温泉卵の)臭いが強くなってきたとき、トンネル内の空気が生暖かい感じからから、やや暑さを感じました。

 この『高熱隧道』については、吉村昭著「高熱隧道」(新潮文庫)に詳しく様子が載せてあります。(2004年1月27日読了)


D仙人谷ダム


仙人谷ダム

仙人になりたい・・・

十字峡


E黒部第四発電所


Fインクライン(黒部第四発電所ー作廊)【高さ456m】


インクライン:車内は水平、斜めに上昇

インクラインの車両:引導役の大谷さん

G黒部トンネル・関電バス(作廊ー黒部ダム)

中島みゆきが歌ったトンネル内部


H黒部ダム


黒部ダム前にて

展望台より黒部ダム全景


I関電トンネル・最新式無公害電気トロリーバス(黒部ダムー扇沢:大町市)
・破砕帯(バスであっという間に通過:映画「黒部の太陽」でその難工事が紹介された)


J扇沢ー大町駅


3.帰路(大町駅ー糸魚川ICー北陸道ー砺波IC)