富山県 「県民歯の健康プラン」のわかりやすい普及版と県民行動指針のパンフ出される!

 1995年(平成7年)「富山県歯の健康プラン」が策定され、県民の生涯にわたる歯と歯ぐきの健康づくりを目指して、「むし歯予防パーフェクト作戦事業」を中心に小児を重点ライフステージとして、市町村に補助金を出して事業が展開されてきたが、その効果は徐々に発揮されてきている。実際に、これらの事業を早くから取り組んだ市町村は幼児や児童・生徒のむし歯の罹患率や一人当たりの本数が、していない地域と明らかに差が現れ始めた。
 この富山県歯の健康プランは、計画年度を2000年(平成12年)としていたため、2001年(平成13年)より、新しい2次プランの「県民歯の健康プラン」が策定され実施に移されている。
 しかしながら、県内にはこの新しいプランや、県や富山県歯科医師会の姿勢や方針を知らず、このむし歯予防対策の中心の「むし歯予防パーフェクト作戦事業」の柱のフッ化物の利用に疑問を持つ声を上げる人さえいる。
 今年だけでも、魚津や福野、城端といったところで、理解しない人が、実に基本的な誤りから、施設でのフッ化物洗口の実施に水をかける事変があった。国や県が見解を出していないのにとか、安全性が確立していないとか、全く無知に等しい意見を言い、周囲を巻き込んで、実施計画をつぶそうとした動きである。
 今回、県厚生部健康課母子・歯科保健係が作成した、新しい「県民歯の健康プラン」(普及版)を紹介し、「歯と歯ぐきの健康づくり県民行動指針」のパンフも詳報する。県民各位、あるいは全国の歯科保健関係者各位におかれましては、富山県の、県民に対する歯科保健充実への熱意を十分におくみ取り頂きたい。
 また、富山むし歯予防フッ素推進市民ネットワーク【通称:And You (あゆ) の会】でも、このプランの趣旨に賛同し、県民に広くPRしていきたい。(山本武夫)


県民歯の健康プラン(普及版) 【富山県】2001年

 ・表紙
 ・プランの趣旨・位置づけ・性格・基本方向
 ・プランの目標と施策の体系
 ・プランの目標値
 ・プランの目標値2
 ・県民行動指針1
 ・県民行動指針2
 ・県民行動指針3
 ・県民行動指針4
 ・歯科保健医療情報の提供
 ・むし歯予防対策の強化
 ・歯周病予防対策の推進
 ・かむ機能などの強化対策の推進
 ・質の高い歯科医療の提供
 ・その他の施策
 ・裏表紙【歯と歯ぐきの健康づくり10か条】


歯と歯ぐきの健康づくり県民行動指針 (4部構成) 【富山県】2002年 


《乳幼児とお母さんのために》
 ・表紙
 ・妊婦(胎児)
 ・乳児
 ・幼児(1〜3歳)1
 ・幼児(1〜3歳)2    F記述詳しくあり
 ・幼児(4〜5歳)1
 ・幼児(4〜5歳)2    F記述あり
 ・裏表紙

《児童・生徒や若い人のために》
 ・表紙
 ・小学生(〜11歳児)1    F記述あり
 ・小学生(〜11歳児)2
 ・中学生(〜14歳児)1    F記述あり
 ・中学生(〜14歳児)2
 ・高校生等(〜19歳)1
 ・高校生等(〜19歳)2
 ・裏表紙

《成人・高齢者の方々のために》
 ・表紙
 ・成人(20〜64歳)1
 ・成人(20〜64歳)2
 ・成人(20〜64歳)3
 ・高齢者(64歳〜)1
 ・高齢者(64歳〜)2  F記述あり
 ・高齢者(64歳〜)3
 ・裏表紙

《障害のある方や介護が必要な方々のために》
 ・表紙
 ・障害(児)者1
 ・障害(児)者2  F記述あり
 ・障害(児)者3
 ・要介護者等1
 ・要介護者等2
 ・要介護者等3
 ・裏表紙

 
HP表紙へ

 ・