第28回むし歯予防全国大会(唐津)  報告

平成16年7月3日(土) 唐津シーサイドホテル

7月3日、第28回むし歯予防全国大会は無事終了致しました。
全国各地から佐賀県唐津市へ御参集していただいた会員各位に御礼申し上げます。
先週の土曜日は台風7号の接近にもかかわらず、唐津地方は晴天で、本格的な夏の天候でした。玄海の藍い景色に、県内外からの約400名の参加者の中、充実した大会の内容で会を進行することができました。
本会会員はじめ多くのスタッフのサポートで、順調に第28回むし歯予防全国大会をすすめることが出来ました。
午前の部のウルトラマンショーでは、こどもも大人もともに楽しむことができました。
午後の部では、とても立派な会場で、参加者の満足されるプレゼンテーションを提供できたものと思います。
この大会の成果を礎に、さらに地域住民すべてに口腔の健康を還元できる道へ選択を歩みを力強く踏みしめて行きたいと考えます。
半年あまりの準備でこのような素晴らしい大会を開催できたことは、佐賀県歯科医師会と地元唐津歯科医師会、佐賀県からの強力な御支援のもと、準備会に参集された委員のみなさまの御努力に依るものと思います。
なにより大会に参集された参加者一人ひとりに心より感謝申し上げます。
まずは報告まで。(事務局:田浦)

大会テーマ「温故知新」

主催:NPO法人日本むし歯予防フッ素推進会議 
共催:佐賀県歯科医師会
後援:日本歯科医師会、8020推進財団、日本学校歯科医会、日本歯科衛生士会、日本口腔衛生学会、日本WHO協会
協賛:日本歯磨工業会

   7月4日(日)佐賀新聞記事

 フッ化物の推進策探る  唐津で全国大会 虫歯予防でシンポ

 むし歯予防全国大会(日本むし歯予防フッ素推進会議など主催)が三日、唐津市の唐津シーサイドホテルであり、歯科医師、歯科衛生士、学校関係者ら約四百人が出席、虫歯予防に効果があるとされるフッ化物の応用推進策などを探った。
 基調講演では高江州義矩・東京歯科大名誉教授が「虫歯予防に、フッ化物応用を国う味地帯の保健政策と位置づけて進めるべき」と話した。続くシンポジウムでは、全国の子どものフッ化物洗口状況を発表。今年三−四月調査で県内は四位だったことが報告された。
 県健康増進課の岩瀬達雄副課長は県内での子どもの虫歯予防対策を説明し、フッ化物の塗布や洗口、歯磨き推進の補助事業などを実施したことを紹介。「フッ化物は安全だと考えているるが、安心の面ではまだ周知が進んでおらず、今後情報提供などを推進したい」と話した。 

 −(写真)シンポジウムでフッ化物の応用策などを探った「むし歯予防全国大会=唐津市の唐津シーサイドホテル」−  (古賀真記者)

記録・資料集

プログラムより
講演記録より  【付録:2004年フッ化物洗口状況調査】
大会の様子(写真記録)

平成16年7月3日(土)唐津新聞記事
「デンタルタイムズ21」平成16年7月15日号掲載記事