第51回日本口腔衛生学会総会承認事項

「水道水へのフッ素添加についての意見書」(薬害オンブズパーソン会議:代表 鈴木利廣)についての解説

【コメント】 上記解説が、第51回口腔衛生学会総会で承認されました。8月30日付でもうすでに、各都道府県や政令都市の保健関係部局、大学関係に配布済みだそうである。意見書の内容については量だけがバカ多いので、ここでは載せないが、薬害オンブズパーソン会議のHPの中に、調査研究報告書が掲載されている。
 結論から言って、この調査報告書は、歯科専門家が携わっておらず、はなはだお粗末なもので、文献等の精査にしても、科学的に国際専門機関が認めていないことまで取り上げ、いかにも反対のための反対を目的としたものである。
 しかし、今回のこの素人調査書のお陰で、国・学会が腰を上げて、国民のフッ化物応用に対する正しい知識の普及には欠かせない、誤った情報に解説を加える作業が順調に進むようになったことは大いに意義がある。
 ここで、さきに、「意見書」の記事を遺憾ながら掲載した日本歯科新聞に、抗議し訂正の意味で掲載した6月11日号の記事をその抄録代わりに揚げます。そして、この第51回総会で承認された内容を紹介し、国民諸氏にフッ化物を正しく理解してもらい、口腔の健康の保持増進に欠かせない優れた政策のフロリデーションの実現が早急にかなうことを願うものである。


要約版・・・『薬害オンブズパーソンの意見書』の関する解説   「日本歯科新聞」2002年6月11日号 6面掲載


【参考資料】
厚生科学研究班と日本口腔衛生学会からの鏡文
厚生労働省より関係部局への送付文
『薬害オンブズパーソン会議意見書に関する解説』  

「厚生科学研究歯科疾患の予防技術・治療評価に関するフッ化物応用の総合的研究班」
「日本口腔衛生学会」

平成14年7月25日
【参考資料】
1.国立保健医療科学院花田口腔保健部長の厚生労働省滝口歯科保健課長への書簡
2.CDC(Centers for Disease Contorol and Prevension) Willam Mass 部長の書簡(英文:English)
3.ウィリアム・マースCDC口腔保健部長の書簡(2.の和訳)